【DA17V】イレクターパイプで天井に収納スペースを作る【エブリイ】
新潟に滞在中です。空き時間があったのでホームセンターに行くことにしました。理由は車中泊快適化を目指すためです。
以前私が所有していたサンバーに利用していた荷物は全て山林に置いてきました。そのため近々取りに行くわけですが、サンバーとエブリイでは軽バンとはいえ全く同じつくりではありません。つまり、サンバーで使えていたものがエブリイで使えるというわけではありません。明らかに使えないだろうものは代替品を用意しなければならないわけです。
今回は空き時間を利用して、代替品作成を目指そうと思います。
地方のホームセンターは都心と違ってやっぱりいいですね。敷地が広く、商品も多く揃っています。そのためホームセンターにいれば大体のものが手に入ります。
ついつい新しいホームセンターに行くと見入ってしまいますが、せっかく材料が取り揃えられるチャンスなので作業を始めなければなりません。
今回挑戦したいのは天井の収納です。
サンバーではクレトムのインテリアバーというのを利用しました。
サンバーは天井と壁に隙間があり、そこにインテリアバーを差し込むことで無加工で取り付けることができました。しかし、エブリイはそのような隙間がありません。つまりポン付けでは取り付けることができません。今回はインテリアバーを取り付けるためのバーを取り付けていこうと思います。
イレクターパイプです。
車中泊をしている人の御用達となっているアレです。好きな形にパイプをカットすることでベッドを作成したり、棚を作ったりできるわけです。車中泊だけでなくDIYをする人も結構利用しているみたいですね。このイレクターパイプが人気な理由は値段が比較的安いという点と加工しやすくジョイントなどの付属商品が豊富ということでしょう。私もエブリイで車中泊をしている人のカスタムを見た結果、右にならえといった感じでイレクターパイプに手を出しました。
天井の収納のため、イレクターパイプを使って天井脇にバーを作っていきます。
使う工具は内張はがしとネジ穴拡張するやつとレンチです。これだけの工具で取り付けられるんだから楽チンですね。
私着の身着のままでホームセンターに来たので、工具は最低限のものしか持ち合わせておりません。山林に行けば電動工具などがありますが、今はそれらがない状態です。そしてパイプを取り付けるためにはドリルでネジ穴を拡張しなければならないのですが、それがないため今回ホームセンターで手動の穴開けるやつを購入しました。
車が新車のため、車に穴をあけたりはしたくありません。そのため元からあるネジ穴を利用します。
まず取り付けるジョイントの部分の穴を拡張します。ジョイントは今回J113-Aというのを利用しました。このままではエブリイのネジ穴とJ113-Aでは穴の口径が違います。M6のネジが通せるような穴をあけていきます。天井の穴は6個なのでJ113-Aも6個必要となります。
このままネジで取り付ければ完成としたいのですが、そのままだと内装やルームランプに干渉してしまい取り付けることができません。
そのためネジにスペーサーをかませていきます。
荷室左側、ループランプのある方はスペーサーで30mmオフセット、右側は20mmオフセットしました(右も30mmのほうがよいかもしれません)。
ちょっと不格好ですね。それと強度的に問題ありそうです。出来れば大きめのスペーサーをいれて強度を増したいです。今のままだと点で抑えている状態ですからね。
あとは1200mmのパイプを取り付けるだけで完成です。これで天井に収納できる基礎の部分がとりあえず作れました。あとはインテリアバーを取り付ければ完成です。
ついでだったので天井ではなくテーブルも作成しました。こちらもエブリイに最初からあるネジ穴を利用します。恐らくこのネジ穴は純正のラゲッジボードを取り付けるためのものだと思います。同じようにJ113-Aを四つ使い、スペーサーを噛まし、600mmのパイプを利用していきます。これで基礎は完成です。その後、ジョイントを使って横方向のパイプを取り付けようと思ったのですが、その場合はパイプカットが必要となります。カットするためにはノコギリかそれ専用のカッターが必要。
ホームセンターだと3000円くらいしましたが、Amazonだと格安のやつがあるみたいですね。もしくはホームセンターでパイプカットしてくれるのでしょうか。自分でパイプカットするよりかきれいにできそうな気がします。ちょっと3000円を出すのをためらってしまいましたので今回は基礎の部分だけとしました。
そんなことより「自分でパイプカットをする」って言葉に少し恐怖を感じますね。パイプを加工?私はナチュラルです。
パイプを加工し取り付ければあとはサンバーで使っていた化粧板をのっければ完成です。若干位置が高いですが、車中泊仕様にするためには50mmのスタイロフォーム、50mmの車中泊ベッドを入れていきます。恐らくちょうどよい高さになると思います(たぶん)。
出先でのカスタムなので出来ることが限られてしまいいましたが、なんとかなるもんですね。ホームセンターはどこに行ってもありますので、行った先でこんな感じで修復できるっていうのもよいもんです。