【肉の駅】道の駅ではなく肉の駅に行ってみた
車中泊を繰り返しているといろいろな道の駅に行くこことなります。
一言で道の駅といっても様々でパーキングやトイレ休憩程度でしか使用できないところからアミューズメント施設のようなところまで。風呂とかがあるとついつい長居してしまいます。とくにそこで寝泊まりをするのであれば入浴施設の有無、トイレの清潔さなど気になってしまいます。そのため道の駅に行くたびに必ずトイレはチェックします。
最近できた道の駅は比較的トイレが清潔に保たれているところが多いですが、古いところはどうしても汚くなってしまいます。虫とか排水とか色々と問題がありちょっと使うのが躊躇われるようなところも。とはいっても野グソせずに済むだけありがたいのかもしれませんが(野グソの方が快適なほど不衛生なトイレもありますが...)
トイレを見てはここは◎。この道の駅は×。
といった具合で見て回ります。
そのため車中泊をしなくても通りすがりに道の駅があれば立ち寄ってみて、どんな感じなのか見てしまいます。よさそうなところであれば今度泊りに来てみようってできるわけです。
そんな道の駅ですが、亜種が増えてきているような感じがします。
最近、道の駅だけでなく「海の駅」や「川の駅」、「山の駅」とかいろいろな〇〇の駅というのを見かけるようになりました。
先日もそのような中で変わった“駅”を見つけました。
肉の駅です。
川の駅が川の傍というのならば、名前から察するに肉を取り扱っている場所なのでしょう。
その通りでここは食肉卸売市場のようです。
場所は群馬県です。群馬県は上州牛というのが有名なんだそう。それをここでは取り扱っているんだとか。上州牛は群馬県内で飼育された肉牛で一定の条件を満たした肉に対してつけられるブランド。卸売市場にて取引がされているというのが条件としてあるので、まさにここは上州牛が世に出る“始発駅”ってことです。
上州牛といっても種類があって、ランクごとに上州牛、上州和牛、上州特選和牛と分かれているようです。流石の味音痴の私でも内臓脂肪を貯めこんでいるだけあって肉の違いくらいはわかります。
高い肉は脂がのってて美味しい。
そんなところでしょう。そんなうまい肉がここに行けば手に入るというわけです。
とはいっても肉買って帰るころにはだいぶ熟成ではなく腐敗が進んでしまいます。まぁ卸売市場と言えど高級肉は高いですからね。
そんなわけで肉は買いません。でもここに来たのはここには総菜コーナーがあるということでしたので立ち寄りました。
売ってるものは揚げ物なんですが、注文してから揚げてくれるシステムなんだそうです。脂物は身体によくないと分かっているのにも関わらず、先日のアジフライから揚げ物に目がなく、ついつい見つけては買ってしまう私。
今回も身体は気にせず食べます。
ダメな部分は薬で解決。
コロッケなど色々ありますが、やはり肉を味わうのであればメンチでしょう。
子供のころ、メンチが嫌いでした。脂っぽいので食べると気持ち悪くなっていたんですよね。これに関しては大人になっても同じでした。メンチカツは脂がしつこいので受け付けなかったんです。でもとある食べ方をしてからメンチカツが食べられるようになったのです。それは暖かい蕎麦にメンチを入れる。それだけで美味しく食べられるようになったわけです。何だったら立ち食い蕎麦屋にメンチ蕎麦があれば必ず頼んでしまうほど好きなものになりました。
しかしメンチ蕎麦はなかなかないんです。ほとんどの店がコロッケ蕎麦なんです。コロッケ蕎麦は比較的どの店にもあるんですがメンチはないんですよね。自分でも総菜のメンチ買ってくれば作れるのでわざわざ店探して行くほどの料理でもないんですが、是非立ち食い蕎麦屋さんにはメンチ蕎麦を定番メニュー化してくれるとありがたいです。恐らく私だけでなく、同じように望んでいる人はいるはずです。
メンチ好きではなくメンチ蕎麦好き。こんな感じなのでわざわざメンチ買って食べることもこれまでありませんでしたが、食肉卸売市場で食べるんだからそこはコロッケじゃなくメンチでしょう。
作るのに5~10分ほどかかりますが出来立てです。
外はサクサクで中はジューシーです。油の量がすごいです。揚げたてだからなのか、肉が良いのかわかりませんが、脂っぽくて気持ち悪いということにはなりません。すげー熱いので食べづらいですがうまいですね。これにご飯があればサイコーです。理想は蕎麦があるとサイコーなんですけどね。
ちなみに群馬県は上州牛が有名、上州牛がサイコーと話しておりましたが、
私が食べたメンチの肉はただの豚肉です。
一応ブランド豚?なんでしょうかね。上州牛は一切関係ありませんでした。
上州麦豚ってなっていました。なんだか上州牛にあやかり名前を付けました感が否めませんが、臭みもなく美味しいんです。
是非群馬に行ったときは肉の駅に行ってみてください。
ちなみに私はここではない別のよい場所を見つけました。続きはまた明日にでも。