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安い朝ご飯に安い銭湯もある滋賀の琵琶湖東側で車中泊

安い朝ご飯に安い銭湯もある滋賀の琵琶湖東側で車中泊

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こちらは「でっち羊羹」ってやつで滋賀県の名物なんだとか。

一般的な羊羹はあずきと砂糖、そして寒天を使用しますが、こちらのでっち羊羹は小麦粉を使用しているそうです。滋賀県は湖はあるものの海なし県。寒天が手に入らないため代替材料として小麦粉を使用したんだそう。

一般的な羊羹のような歯ごたえはなく、ほんのり竹の皮の香りがして甘さ控えめで美味しいです。

「でっち羊羹」は丁稚の給金でも手軽に買える金額だったってのが名前の由来なんだとか(諸説あり)。

本日、滋賀県にいます。しかも車で来ています。
かつては車で行けるのは静岡の三島あたりまでだったのですが年々その距離は伸び、浜松、名古屋、そして京都あたりまでは自動車移動の範囲内になりました。これも車中泊の旅(ほぼ車中泊してない)で全国を巡った経験があったからでしょう。片道300kmくらいであれば苦ではなくなりました。

東京から京都まで軽自動車の高速代は8130円ですが、深夜割であれば5690円。距離は430km。燃費がリッター15kmならば28リットル。ガソリン代が155円とした場合、4340円なので合計10030円。東京⇒京都の新幹線指定席が14170円だから4000円ほど安くなる計算です。

新幹線は3時間程度座っているだけでよいし、酒も飲める。事故も滅多に起きないでしょう。車は7時間程度見ておかなきゃならず、酒も飲めないし事故に巻き込まれるリスクがある。そもそも運転しなきゃなりませんからね。7時間労働の賃金が4000円って考えると車で行くのは非合理的です。

ただ行った先で車があるのとないのとでは大違い。京都市内は逆に車が邪魔ですが、滋賀県で車無しは移動がしんどいです。結局レンタカーを借りるならば持っていった方がよいですよね。ってわけで車で滋賀まで来たのです。

こちらは途中のサービスエリアで食べた滋賀のソウルフード「近江ちゃんぽん」です。ちゃんぽんといえば長崎名物ですが、これは全く違うちゃんぽんなんだとか。どちらかというとタンメンっぽいやつ。野菜が多くとれるってところが共通するところなのでしょうか。ソウルフードって色々な地域にありますが眉唾物が多いですからね。川崎のソウルフードは実際そこまで浸透してないですし。滋賀のソレは滋賀県民のソウルフードなのでしょうか。

車だと都内から7時間ほど。ぼちぼち長い時間がかかりますが、サービスエリアに寄りながらのんびり移動するってのはよいもんです。
電車賃よりも交通費が安くなる、レンタカーを借りる必要がないってのもいいですよね。

そして私の車はホテルにもなるんです。

久しぶりの車中泊です。本日は道の駅「アグリの郷栗東」で“休憩”します。

晩御飯は近くのスーパーの4割引きされた唐揚げと刺身の切れ端にご飯。酒はジャックダニエルと近江の地酒「湖濱」です。

わさびと醤油をかけてぐちゃぐちゃにして食べる。これが270円で食べられるんだからよいですよね。酒のつまみにもなります。

長浜市にある佐藤酒造が出している「湖濱」という特別純米酒。米の甘みがありおいしいです。最近の私の日本酒の飲み方は水割りです。倍か三倍くらいの水で薄めて飲むのが最近のトレンドになってます。ライトな飲み口になっていいんですよね。生産者の顔に泥を塗るような飲み方ですが、私はこの飲み方が本来の日本酒の飲み方だと思っています。

お風呂は「なごみの郷」ってところにお邪魔しました。車がなければいけないような場所にあります。

草津市立のコミュニティ施設で施設内にサウナ付きの公衆浴場があります。なごみの郷が開館したのは2001年なので比較的新しい施設のようです。
市外の人は430円です。市内の人も430円。安く入れるのは市内の60歳以上だけ。60歳にならないと草津市民の恩恵は受けられないようです。まぁそれでも十分安い金額です。公衆浴場の値段が年々高くなっています。サウナは基本別料金のところが多いですからね。430円で入浴できるのはよいですね。

浴場の利用者の大半は高齢者です(値引き対象の人たち)。
まぁこの手のコミュニティ施設を利用する人の多くが高齢者なので仕方ないでしょう。午前中であれば尚更です。おじいちゃんたちに紛れながらサウナに入ります。ここには露天風呂があるため外気浴もできます。琵琶湖の東側、草津付近で車中泊をするのであれば、なごみの郷の銭湯はおススメです。

こちらは守山市洲本町にある「おうみんち」というJAが運営しているレストランです。このレストランではモーニングをやっており、500円でバイキング形式の朝食が食べられます。ホテルだと朝食付きを選べますが車中泊はどこかで食べなければなりません。普段は朝ご飯食べないんですが、500円で美味しいご飯が食べられるなら行きますよね!

朝食を提供するようになったのは今年からなんだそう(いつまで続くかは不明)。地元野菜を使った料理です。味噌汁と総菜が10品。温泉卵もあります。食後のコーヒーも飲めて500円は安いです。普段あまり野菜食べないため、こういうのいいですよね。これなら毎日食べたいです。

今回は主に琵琶湖の東側を巡りました。とくに何もしていませんが、あっちこっち行けたのは車があったからできたこと。
久しぶりの車中泊をしましたがやっぱりいいもんですね。また車中泊の旅もしたいです。

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