Adobe派?Macromedia派?Fireworksがなくなった今後について。
仕事の関係でAdobeソフトを使っています。
現在AdobeはCreative Cloudというものになっており、クラウド型で月額使用料を取るタイプになっていますね。Adobeソフトをフルで使うのであれば、最新版を使えるという利点などから安いのかもしれません。しかし私のように「たまに使う」程度の場合、月額使用料は負担となります。そもそも携帯の月額使用料、車の保険など、毎月払わなければならないものがあります。出来ればそういうのは少なくしたいです。そのため私はCreative Suiteを使い続けています。
CS6はリリースから5年ほど経過していますが、今のところ不都合は感じていません。
でも元々私はAdobe製品が好きではありませんでした。
ヴィーナスが表示されるが全く起動しないillustrator。目が出て固まるPhotoshop。
機能は素晴らしいのだとは思いますが、当時所有していたパソコンのスペックでは負担が大きかったのでしょう。そもそもillustratorを使わなければならないということもありませんでした。そのため、Adobe製品は敬遠していた節があります。私は以前よりマクロメディア派でした。
サイト作成はDreamweaver。画像編集ソフトはFireworks。
この二つがあればウェブ作業は何ら支障がありませんでした。というよりもウェブ制作を始めた時に最初に触ったのがマクロメディアのソフトでした。
とくにFireworksはウェブ用の画像作成に特化しており無駄がありません。起動も早く、使い勝手が良いです。そのため現在も画像編集であればPhotoshopではなくFireworks。恐らく印刷用に刷り出すのであればPhotoshopのほうが綺麗にできるのでしょう。ウェブの場合、そこまで高画質なものは表示できないため、Fireworksがちょうどよいのだと思います。PhotoshopでもFireworksと同じ処理はできるのですが、それをするためには作業が多くなってしまいます。同じ会社の製品ですからDreamweaverとFireworksの相性が良かったというのもあるのでしょう。しかしMacromediaはAdobeに吸収。以後はAdobe製品となりました。
CS6とかを購入する人はillustratorやPhotoshopがメイン。何度かわからないけれどFireworksとかいう名前も聞いたことがない謎のソフトがついてくる。どうやら画像編集ソフトだけど「Photoshopで充分じゃん。なんだよこの廉価版みたいなソフトは」ということで使用しない人も多いのかもしれません。Photoshopに慣れているのであれば使い分けをする必要もないのでしょう。しかし私はMacromedia派なもので、Fireworksが無いと作業も遅くなってしまうのです。
そのFireworksはすでに開発が終了しているっていうのを最近知りました。しかも終了したのは5年前。私が買ったCS6で最後のようです。
まぁとくに今のバージョンで不便も感じないし新しいのでなくてもよいかなー。と思っていたのですが、どうやらそうではなくなっているようです。
「Macで使えない」
どうやらMacのOSでは起動しないようになったらしいです。開発が終了しているためパッチを適用されることもできません。つまり今後Macでは使用できなくなるようです。私はWindowsなのでまだ問題はありませんが、当然いつかは使えなくなる日が来るでしょう。なんだか知らないけれど勝手にWindowsが更新されて使えなくなる日も近いのかもしれません。
そうなってしまうと代替アプリケーションを探さなければなりません。恐らく無難なところはPhotoshopなのでしょう。触れたことがあるので新たなソフトにするよりも良いと思います。でもPhotoshopは慣れないんですよね。イメージとしては精密機器といった感じです。緩い感じのFireworksに慣れた私にとってはPhotoshopは扱いづらいです。似たようなソフトでもなれているのとそうでないものではやっぱり違うんですよね。現在はWindowsで動いていますが、今後動かなくなるのでしょう。その時までにPhotoshopに慣れていかなければなりません。
Adobe製品持ってるけど、あまり好きじゃないんですよね。私は元々Macromedia派なんで。