山林生活

【30本の矢計画】個人輸入ビジネスへの道

【30本の矢計画】個人輸入ビジネスへの道

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コロナ以降、というより少し前からモノを買うのはネットが主流となりました。店に行って買うものがあるとすれば洋服ですがその頻度は少なく、さらには行先はユニクロが主となっており買うものは決まっていますのでそろそろ通販で良いかもと思ってます。あとは食料品はスーパーに行って買いますが、それもいつしかネットスーパーを利用する日が来るかもしれません。

パソコンの前にいて買い物ができる便利な世の中になりました。ネット通販はAmazonとヨドバシが主でたまに楽天、Yahoo!を利用することもあります。一つに絞れないのは価格に差があるのと取り扱う商品が無いところがあるためです。

「amazonとヨドバシでは在庫切れだったけど、楽天では売っていた。送料かかるけど今欲しいからここで買うか」このように楽天だと送料が別途かかりますが、多少多めに払えば商品を手に入れることが出来るんです。
「お金があればどうにかできる」これが自由な取引ができる優しい世界です。

でも人気商品でどこも在庫切れというものもあります。
amazonもYahoo!も取り扱っているのですがいつまで経っても入荷されず、在庫切れ状態。入荷されてもすぐに売り切れる。終いには転売ヤーが登場。正規の値段の倍近い金額でオークションやメルカリで転売される状態。「まぁ待っていればいつかは供給されるでしょう」と待つこと半年ほど。

ぜんぜん供給されないし常に売り切れ状態。

小売店は入荷待ちの状態で正規代理店も在庫切れの状態。

こちらの製品です。石鹸を入れるだけの容器ですがこれが入荷されないしいつまでだっても在庫切れ状態。先日一度だけ在庫ありになりましたが翌日には在庫切れとなってました(あの時出先だったので購入ボタンが押せなかった)。待っていればまた入荷されるのでしょうがそれがいつになるかわかりません。またすぐに在庫切れで買えなくなるかもしれないわけです。

もういっそのこと本家から買ってしまった方がよいのではないか??

こちらの製品はアメリカのアウトドア会社が出しています。日本にも代理店があるようですがそちらは品切れ状態。でも本家では在庫ありなんです。そしてネットショップもあります。海外のネットショップで購入するのってハードルが高そうですが、要はクリックしてクレカ情報と配送先を打ち込めばよいんだろ?そんなん楽天で買うのと大して変わりないやんけ!

というわけで海外から個人輸入をすることにしました。

日本での定価は1870円。アメリカだと1500円で購入できます。

日本で買うよりも安い!
まぁ当然です。手に入れるためにはアメリカから商品を配送してもらわなければなりませんので送料がかかり、関税も発生します。
送料が最安値で2800円。当然アメリカから運ぶためこれくらいの費用がかかるでしょう。

1500円の商品のために2800円の送料がかかるのは少し高いですね。というわけで別に欲しいと思っていたバックパックもついでに購入しました。これであれば送料が高くても問題ありません。2つの商品を買ったので1つあたりの送料は1400円まで減らすことができました。

と、ここで思ったのです。

アメリカだと1500円、日本だと1870円。差額は370円です。ただアメリカの場合は送料が2800円かかるので価格は4300円になります。でも今回のように複数買えば一つ当たりの送料は安くなります。つまり8個買えば一つあたりの送料が350円なので1850円になるってことですよね。ってことは日本よりも安く手に入れられるってことじゃないでしょうか。ただその場合7個不要なものが増えるわけですが、それは売ればよいわけです。これって仕事に出来るんじゃないでしょうか。

つまり、輸入商ってやつです。

海外から商品を輸入しそれを国内で販売する。転売ヤーっぽいですが、それとはちょっと違います。いわゆる輸入代行的なものでしょうか。今回購入した商品もメルカリでは4000円くらいで取引されています。例えば10個輸入した場合、1つあたりの原価が1780円となります。4000円で売れたら1つ2220円の利益となるため合計22200円の儲けられるってわけです。

ただこれらは関税などを考えていません。同一製品を複数輸入すれば個人使用ではなく販売目的とみなされます。そもそも販売目的で輸入していますので関税がかかります。調べてはいませんがおそらくこの製品は8%の関税がかかるようです。それでも20000円くらいの儲けになるというわけです(全て売れたらの話ですが)。

これまでも私は海外の通販サイトを経由して商品を購入したことがあります。一番多いのは中国でしょうか。怪しい中国製品を中国のサイトで購入していたわけです。
中国ってすごい安いんですよ。ただ安く買うためには「最低〇ロット」という感じで大量注文しなければなりません。そして結構壊れてることが多いんです。
製品以外にも配送が遅延することも。配送が遅れて商品が届いたのが半年後というのもありました。海外の通販サイトは英語が分からないと煩わしいし、商品が届かないこともあります。そのため欲しいものがあったとしても頼まない人が多いでしょう。でも人気のあるもので日本国内では売り切れ状態であれば並行輸入で販売すれば多少の儲けは得られるというわけです。

このように少し面倒な部分がありますが、それ以外に個人輸入をするにあたり注意しなければならないことがいくつかあります。

違法なものは輸入できないし販売もできない。

これは当然のことです。一番儲かりそうなのは日本で売って無いものです。
ただそれは日本で売ってないのではなく「売れない」のがほとんどなんだと思います。例えば薬物などは薬事法があり規制されています。仮に日本国内で合法なものでも販売をするのであれば許認可が必要です。酒類も同様に販売には酒類販売許可が必要。

世界最小充電器「Innergie USB C Charger」を米Amazonで購入
世界最小充電器「Innergie USB C Charger」を米Amazonで購入

最近物を買うときはAmazonだけでなく楽天やヤフーショッピング、ヨドバシといった他の通販サイトを見ることが多く

以前アメリカのAmazonでUSBのアダプタを購入しました。結構便利な製品ですが日本では販売されていません。多分こちらは日本での販売は禁止されている(使用は禁止されていない)のでしょう。もし同製品を販売するのであれば「観賞用」として売るしかないのでしょうね。
薬やアルコール、電化製品などは規制があるので取り扱いは微妙です。そのため洋服などアパレル、ファッション系のものが無難なのでしょう。現在アウトドアブームとなっています。アウトドアグッズは比較的高値で取引されており個人輸入をすれば結構儲かりそうな感じがします。

正規代理店があるものを販売してよいのか問題

日本で一切売られていないものであれば別ですが、大概のものは正規代理店というのがありそちらで製品を取り扱っています。正規代理店からすれば並行輸入で販売するやつらは迷惑な輩です。頑張って海外ブランドの輸入販売権を獲得したのに、なんだかわからないクソガキらが勝手に輸入して販売されたらたまったもんじゃありません。では差し止めることができるかというとそれはできないでしょう。
そもそも海外ブランドの輸入販売権はブランドと正規代理店との間で取り交わされた契約であり、個人輸入する人は何ら関係ないものです。関係ないわけなので差し止めることはできません。
国としては独占的に販売するのは望んでおらず、個人が輸入し販売する自由な取引をどちらかというと受け入れているようです。輸入代理店だけでしか販売しない形は選択的流通となる恐れがあり求めている消費者に適正に届かなくなるからです。独占禁止法上問題があるため並行輸入は規制できないのでしょう。これは転売についても言えることで、独占禁止法があるから転売を止めることができないところがあるのでしょう。自由というのは不自由な部分もあるようです。

ほかにも商標の問題もありますが。基本的に輸入したものに手を加えずそのまま転売すればここもクリアできます。

つまり輸入禁止で無いもの、販売禁止でないもの、もしくは販売が認められていても許認可が必要なもの以外であれば輸入して販売ができるようです。

購入して5日間で届きました。最近の通販サイトは海外向けにも普通に発送しているため住所を打つ際に「JAPAN」を選択すると都道府県まで選べるようになっています。あとは市町村と番地、部屋番号を入力し、名前と連絡先(日本なので電話番号に+81をつける)を記入するだけで大丈夫でした。購入数時間後には発送。翌々日には日本に到着。その翌日に税関を通り次の日には日本の配送業者へ。そして次の日に届きました。
このように短い期間で製品が届くこともありますが、税関で足止めとなると一カ月遅れたり、場合によっては一度引き返されたりすることもあります。もし並行輸入をするのであれば在庫は抱えなければならないでしょう。輸入販売業は在庫リスクがあるわけです。結局のところ目利きが出来なければ成り立たない職業ってわけですね。

ちなみに買った製品は中国製です。これはもしや中国の通販サイトで似た製品があるかもしれませんね。ロットで注文すれば一つ100円くらいで買えそうな予感がします。でもそれを輸入販売するのは商標権侵害になるリスクがありますのでゼッタイやらない方がよいでしょう。

なかなか輸入販売というのは楽ではないですね。そもそも商売というよりは人の褌で相撲を取るようなもんですからね。転売となんら変わりない仕事です。まぁでも小銭稼ぐくらいであればそこまで負担なく出来るんじゃないでしょうか。一カ月15000円。今回の製品であれば8個輸入すれば収益が見込めます。これであれば「30本の矢」に輸入商を取り入れてもよいのではないでしょうか。

1本目 現在の仕事
2本目 現在の仕事2
3本目 ブロガー
4本目 フォトグラファー
5本目 古物商・美術商
6本目 デイトレーダー
7本目 画家(ラインスタンプ)
8本目 ユーチューバー
9本目 川崎観光案内士
10本目 アフィリエイター
11本目 旅人
12本目 輸入商

【30本の矢計画】個人輸入ビジネスへの道
【30本の矢計画】個人輸入ビジネスへの道

コロナ以降、というより少し前からモノを買うのはネットが主流となりました。店に行って買うものがあるとすれば洋服です

なんだったら輸入商は結構現実的です。とりあえずすべきことはメルカリのアカウント開設からでしょうかね。

ちなみに商品が届いた翌日には入荷されていました。多分私の荷物と同時に送ったっぽい!

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