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モルトウイスキー「AMAHAGAN World Malt Edition No.3」レビュー

モルトウイスキー「AMAHAGAN World Malt Edition No.3」レビュー

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古く歴史あるものはよいものである。

創業が古く今もなお営業ができているということは親しまれてきた証です。もちろんそのような人、企業が作る商品は当然のようによい代物です。安牌とでもいうのでしょうか。知られているものはよいもので、古くからあるものはよいもので、そんなわけでメジャーなものを選んでしまいがちです。

間違いがない。例えば羊羹は虎屋、シュウマイは崎陽軒というように無難なものを選んでおけば失敗しないんです。わざわざリスクを負ってまでして勝負する必要なないんです。でもそれだとずっと平凡のままなのです。平凡の殻を打ち破るためにはリスクを負わなければなりません。
これまでどちらかというと安全圏から見ている側の人間でしたが、ちょっと冒険してみたいと思うことも増えてきました。得体の知れないメーカーのものを買って失敗してみたり、中国製品はよいものだと思って買ったらすでに壊れた商品を送りつけられたりしたのもよい思い出。それらが礎となり、新たな境地を生み出すこともあるんです。

ジャパニーズウイスキーはサントリーかニッカ。これで間違いありません。でも近年の原酒不足により価格は高騰。それだけでなくそもそも手に入らない状態になっています。先日白州12年の再販で抽選募集をしていたため応募しましたが音沙汰無し。そもそも安牌を選べない状況が続いています。
この原酒不足の時代でジャパニーズモルトを選ばなければならないとき、どうすればよいのか。中にはウイスキーとは名ばかりのエタノールに着色料と香料をつけたのとほぼ変わらない茶色っぽいお酒も出回っています。そのようなジャパニーズウイスキー界でどのようにしてよきものを選んでいくか。結局のところのみ続けるしかないのでしょう。飲んで飲んで飲まれて飲んで飲み続けることで活路が見えるのでしょう。

というわけで本日はこちらのウイスキー。AMAHAGAN(アマハガン)という滋賀県で作られているウイスキーです。スーパーで20%引きだったので買いました。20%引きといっても定価が税込みで7590円と結構よい値段です。山崎のノンエイジが4200円なのでそれよりも値段が高く、山崎12年は8500円なのでそれに近い金額です。果たしてどんな味わいなんでしょうか。

その前にアマハガンのことについてお話します。アマハガンを作っているのは滋賀県長浜市朝日町にある長濱蒸留所というところです。2016年10月に稼働した日本最小クラスの蒸留所なんだとか。最近蒸留所があっちこっちで出来ていますがその一つが長濱蒸留所のようです。

こちらの商品名であるアマハガン。日本のウイスキーだと漢字表記のものばかりですが「AMAHAGAN」となっています。逆から読むと「NAGAHAMA」となっています。アマハガンってなんかスコットランドの蒸留所っぽい雰囲気の名前ですがただの倒語でした。

パッケージの裏には蒸留所の地図が描いてあるんですが、なんかヨーロッパのどこかの島の地図にも見えますよね。島かと思ったら琵琶湖でした。

ワールドモルトエディションという種類です。ワールドモルトの名の通り、一つの蒸留所のウイスキーから作られているわけでは無いようです。長濱蒸留所は日本でも最小の蒸溜所です。最小ということは生産できる量も限られてしまいます。多売できない分値段が高くなるのは当然です。そして原酒にも限りがあります。まだ稼働してから間もないところもあるのでしょう。そんなわけで別の蒸溜所から買った原酒を自社で作ったモルトとヴァッテッドして作られたのがこのウイスキーのようです。

では早速飲んでみたいと思います。
ストレートで飲みましたが口に含むと少しアルコール臭が強め、アルコールの辛味があります。でもその後はフルーティーで甘みがあります。加水すると辛味は緩和。ストレートよりもちょい水足しくらいがよさそうですね。

こちらのNO.3はミズナラ樽を使用しているようです。
ミズナラ樽を使用しているのは以前ブレンデッドウイスキーで飲んでいます。

シーバスリーガル「ミズナラ スペシャルエディション」を飲んでみて
シーバスリーガル「ミズナラ スペシャルエディション」を飲んでみて

私の最近のお気に入りはブラックニッカのディープブレンドというブルーラベルのヤツです。 ブラックなのかブルー

ミズナラは香木らしく香りがよいんだそうですが、そもそもミズナラの香り嗅いだことないし、今飲んでいるウイスキーにミズナラの要素があるのかは不明です。でも言えることは「日本人に合わせたウイスキーの味」といった感じ。オールドパーのキーモルトであるスペイサイドのクラガンモアとかそういったのに近い味わいです。日本人が慣れ親しんだ味ですね。日本人が作っているからこれができるんでしょう。これはブレンダーの力量ってやつですかね。ワールドモルトではありますが若干日本寄りといったところ。

でもまだまだ若さがあるのは否めません。やっぱり年数が経っていないと味の深みがなく軽くアルコールが強く感じトゲトゲしてしまいます。トゲが消えてまろやかになるには一定の時間がかかるようですね。

つまり、古く歴史あるものはよいものである。

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山林

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