スキットルで好みのウイスキーを飲む生活
お酒の味は飲む環境で変わると言います。例えば老舗のBARで飲むシングルモルトは家でひとりで飲むのとは味が異なるでしょう。赤ちょうちんで飲むレモンサワーもあの雰囲気がよいからおいしく感じるのです。コップ酒も家で飲むより外のベンチで飲んだ方が美味しい。こんな感じで環境によって酒の味も変わります。
山の中でたき火をする。周りには誰もいない。
胸ポケットから出したスキットルの中にはバーボンが入っていて、直接口に運ぶ。
こういうのいいですよね。まさにアウトドアって感じ。大自然の中で飲むウイスキーってサイコーだと思います。そしてそれを飲む容器がスキットルボトルっていうのも粋ですよね。そういうのやりたかったんです。
お酒は酒器で味が変わるともいいます。そそぐグラスも分厚いグラスよりも薄いグラスのほうが口当たりがよいんです。たぶん高いグラスと知っているから美味しく感じるのでしょう。このように雰囲気って大事なんです。山の中でスキットルで飲む酒もワイルドな味わいになるはずです。
酒飲みであればだれもが一度は憧れるスキットル。でもなんだかんだで買うこともないでしょう。

こういったスキットル状のウイスキーも売っているのでそれで満足しちゃう。
でもこれじゃあ心を満たせません。やっぱり自分の好きなウイスキーを詰めこんで持ち歩くというのが一番なんじゃないでしょうか。というわけでだいぶ前にスキットルを購入しました。
やっぱりこういうのに入れるのはシングルモルトではなくバーボンとか荒々しいヤツを入れるのがよいでしょ!ってことでジャックダニエルを入れました。ジャックダニエルにもスキットルボトルタイプの瓶があるのは知っていますが、やっぱりそれでは味気ない。自分で詰めるからおいしく感じるのです。

この銀色の中には夢が詰まっているんです。これを持って山とかでくいっと一杯やるのが夢なんです。
このスキットルを買ったのは山林を購入する数年前。その当時はそんな気持ちでいました。でもいつしかこのスキットルの存在すら忘れ、タンスの肥やしとなっていたんです。
タンスの肥やしとなった理由
まず入れ替えるのがめんどくさい。
容量は300mlもないくらい。8ozと書いてあるので240mlしか入りません。ショットグラスで8杯分。一晩であれば足りるのでしょうが、二晩だと足りません。その度に入れなおさなきゃだめなんです。それが面倒なんです。
入り口が狭いので漏斗を使って入れます。使った漏斗は洗わなければなりません。漏斗が付属していましたがそれは紛失してしまいました。漏斗無しだと入り口が狭くて入れづらい。
そして掃除が大変。
アルコールなので腐ることはありません。水洗いでも大丈夫ですがジャックダニエルのようなチャーリングした樽で熟成したウイスキーや着色したものは容器に色がつくんです。要は残りかすが残ったまま。別のウイスキーも入れたいけど残り香があるわけです。ある種のジャックダニエルカスクストレングスになるわけですが不衛生です。
そんなわけで数回使用したのちにタンスの奥にしまったままとなっていました。ではいらないから捨てるかというとそうではありません。やっぱり酒好きとしてはスキットルで飲むというのは格別なんです。
別にウイスキーである必要はありません。蒸留酒ならばジンでもウォッカでもいいでしょう。なんだったら焼酎をスキットルに入れて持ち歩くってのもいいんじゃないでしょうか。
というわけで綺麗にしたいと思います。
お湯を入れてそそぐというのをなんどか繰り返しました。ちょっと茶色のカスが出てきました。

中はキレイになっていると思います。酒をずっと入れたままであれば塊みたいなのはできないのでしょうが、一度からっぽにして放置すると乾燥してカスが固まっちゃうようです。

ステンレスなのでさびには強いのでしょう。何かしら酒を入れておく。空になったら水洗いして乾燥させておけば良いのでしょうね。
やっぱりめんどくさい。これなら酒瓶持ち歩くわ。
ステンレスなので重いというのも使い勝手が悪い理由となってしまっています。実際のところそこまで重いものではありませんが、極力荷物を減らすようにしているため、この鉄の塊はどうも受け入れられないのです。
旅先に持っていくとしても入れられる量が240ml。一泊旅行であれば重宝しますが長期だと空っぽの容器を持ち歩かなければなりません。使うためには酒を買わなければならず、結局酒瓶を持ったまま。それであれば酒瓶持ち歩けばよいじゃねーかってなりますよね。
茶色の紙袋に酒瓶を入れてラッパ飲みをする。これもある種の男のロマンってやつです。そのため旅行に持っていくことはできませんね。とくに海外には持っていかないでしょう。
まぁせっかく洗ったんでスキットルは今後使っていきたいと思います。持っていくのは山林ではなく多摩川の河川敷でしょうか。知らないおじさんにおすそ分け。そういう楽しみ方もあるはずです。
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