文明人はラーメンを手で食べずにフォークで食べる

山林生活
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文明人はラーメンを手で食べずにフォークで食べる

文明人はラーメンを手で食べずにフォークで食べる

［更新日］2023/05/29

寿司は手で食べるのが粋である。回転寿司ではないところだと手で食べることを推奨しているところがあります。板前さんから手渡しで寿司が提供されるところもあります。寿司は手で食べるのがマナーだと言われていたこともありました。板前が素手で握ってるんだから手で食べるのが作法。それに倣って私は回転寿司でも手づかみで食べていたことも。寿司を握ってる人はビニールの手袋していますが。

最近では高級な寿司屋なんて行くこともなく、そして手で食べることもなくなりました。おにぎりとかハンバーガーとかは手で食べますが、何かしら包み紙があるため直接素手で食材を触ることもありません。日本は箸文化が定着しているため手食で食べるのは一部の食材になります。しかし世界では手食文化が多くあり、世界の約半数の人が手で食事をしているそうです。とくにイスラム圏は食器の使いまわしが不浄とされるため手で食べるのだとか。イスラムの食文化はその当時の管理衛生に則っていたのでしょう。ブタを食べないのは食中毒や食糧生産効率の問題から、食器を使わないのも伝染病予防だったのでしょう。手で食べるのは汚いイメージがありますがちゃんと手を洗って食べれば清潔です。誰が洗ったのか、そもそも洗ってあるのかすら不明な食器を使うよりも手の方が清潔ですからね。

世界の半数が手食文化なのであれば、旅行でそのような地域に行くこともあるでしょう。その際に手で食べられるのか。恐らく現地に行けば郷に入っては郷に従えで手で食べるのでしょう。それが一番おいしい食べ方なんです。でも食具があるのならばそれを使って食べたいです。手で食べなれていない私は指三本で食材を掴めなさそうです。スプーンやフォークがあるのならばそれで食事をしたいのです。

まぁ手で食べるのがデフォの国であれば手で食べます。しかし手で食べる必要のない国で食具がない時、それが困るんです。
日本でも度々そのようなことが起こります。定食屋に入って注文したものの箸がない。

「店主さんよぉ？ここの店ではラーメンを手で喰わせるんか！」
「何々？？ここはインドの山奥かどこかですかぁ？？」

という嫌味な言葉は絶対に口にせず、「すみません。箸貰えますか？」と大人な対応をするわけです。こんな感じで難なく食事ができるのです。でもこのような事象は海外でも起きるわけです。食べ物買ったが箸がない、料理が届いたが食具がない。当然あるんです。

こちらは昨年の海外旅行の際に乗ったバスで配られた弁当です。フォークが本来キュウリと一緒に入っているのですが無かったんです。「フォークくれ」と言えばよいんですが言えない環境もあるわけです。
買い物をしてホテルに戻った後箸がないのに気づくこともあるでしょう。海外のカップラーメンは基本的にフォークが入っています。しかしフォークが入っているかは開けてみなければわからないのです。米は手で食べられるとしても熱々のラーメンを手で食べるのはインド人すらしないでしょう。食器が不浄だと言ってる人だって火傷はしたくないのでその時は割りばしを使うはずです。しかし割り箸もない状態。海外だとそういう環境になることもあるわけです。

昨年の旅行で思いました。マイ箸的なものを持っていこうと。

箸にするかフォークにするか悩んだ結果、フォークにしました。和食を食べるのは箸が良いのでしょうが、食事全般で考えるとフォークの方が使えそうです。出来る限り小さいやつをと選んだ結果がこちらのフォークです。

ユニフレームのチタン製のフォークです。ユニフレームはクッカーでお世話になっています。日本のメーカーなので安心して使用できます。同社の工場は金属加工の歴史がある新潟県の燕市にあります。プラのフォークは軽いのですが、私は耳かきをカバンに入れているだけで折る人種です。粗雑に扱うためできる限り強度のある、そして軽いヤツを選んだ結果、チタンのフォークとなりました。
これがあれば箸がないときもこれを出せば食事できます。チタンで軽く、そして丈夫です。一応スプーンもあるようですが、フォークがあれば食事はできるのでこれだけで十分でしょう。海外旅行以外でも車中泊や国内旅行でも持っていれば困らないです。

しかもこんな感じで小さくたためるのが良いですね。

こちらの商品、Amazonだと1080円なんです。チタン製なのにお安いんです。流石はAmazonです。安く提供しているのでしょう。定価がいくらか気になりますね。ということでユニフレームの本家サイトで確認しました。

まさかの702円です。この702円は小売価格ってやつなのでしょう。実際に楽天市場でもヤフーショッピングでもどこのショッピングサイトでも702円です。Amazonだけ、Amazonだけ1080円なんです。「Ti667958」が正しい製品コードなんですがAmazonの品番が間違っています。なんで高いのかはわかりませんが、恐らく送料が上乗せされてるんでしょうね。
送料無料と言いつつこんな感じで値段に上乗せしているわけです。ここがAmazonの限界なのでしょうね。そもそも送料無料は現実的ではないんです。ヤマトやほかの運送会社が動くわけでそれがタダで受けられるはずがないんです。

ヨドバシ・ドット・コム「ウチ、送料無料で702円ですよ」

ヨドバシ・ドット・コムは救世主です。702円で売りつつ送料も無料。しかもなんちゃらプライムとかそういうの入会しなくても無料なんです。さらにはポイントが5％もつくんです。Amazonのポイントなんてほぼ無いですからね。
少し前からAmazonの売り方はちょっと疑問がありました。品薄商品を定価以上に販売していたり、値引きと言いつつ定価を高額にしていたり。そういうのが目立つんです。もちろんAmazonが酷いのではなく小売店が酷いのです。しかしAmazonストアなのでその辺の整備はAmazonがすべきところですが、何の対策もしていないんです。このような状況が続くのであればもうAmazonを見限ることになるのでしょう。
Amazonアソシエイトを利用しているのでできることなら当サイト経由でAmazon購入を推奨したいのですが、推奨できるに値しない状態が続いております。昨年末のプライムセールも酷く、普段もこんな感じで定価以上の金額で売っているわけです。もちろん売っちゃいけないわけではないのです。高く売ろうがそんなのはお店の勝手。嫌なら買わなきゃいいで良いのです。でもこんなんじゃ日本で天下は取れないのでしょうね。そもそも日本なんて眼中にないのかもしれませんが、もう少しAmazonに頑張ってもらいたいです。

無論私はAmazonで購入...せずにヨドバシ・ドット・コムで購入しました。