【備えあれば患いなし】72時間は自力で生き抜け!震災時の備蓄食料
先日の福島沖の地震、久しぶりに大きいのが来ました。関東でも結構揺れて地域によっては停電や断水もあったそうです。23時過ぎ、すでに就寝をする状態でしたが揺れが長く続いたためとりあえず靴下、ズボンを履き、いつでも出れるような状態にしました。
2011年の地震以降、なんだかんだで地震への対処はしてあります。
さすがにパンイチで外には出れないので靴下、ズボンはすぐに履けるようにしてあります。そして地震が酷くなり逃げなければならないときのために災害用のバッグも持っています。
災害用バッグといっても災害用キットみたいなのが入っているわけではなく、普段の旅行荷物に食糧と水をプラスしただけのものです。
500mlの水が3本。それに羊羹、カロリーメイト、エナジーバー、ゼリー飲料。結構食べるものが多くあります。
災害が起きて物資が届く、また最低限の復旧がされるまで72時間なんだそう。つまり三日間生き延びればよいという計算になります。男性の一日の最低摂取カロリーは1400Kcal程度。たぶん今持ってる量では足りないでしょう。まぁ三日間食べなくても生きていけるでしょう。そもそも災害時なのでそこまで贅沢である必要はなく、最低限のエネルギーがあればそれでいいんだと思います。
こちらはカロリーメイト。長期保存用のカロリーメイトです。一般的なカロリーメイトの賞味期限は製造から一年ほど。でもこのロングライフのカロリーメイトならば三年保存ができるのです。三年というのも賞味期限での話。味は悪くなるのでしょうがそれ以上でも問題なく食べられるのでしょう。これだけ買っておけば五年くらい大丈夫なんじゃないでしょうか。
カロリーメイトで一番の問題は口の中パッサパサになることです。水分持ってかれるので食べづらいです。水分がある環境であればよいですが、災害時で水が手に入らないこともあるでしょう。そのような状況下だとカロリーメイトはしんどいです。カロリーメイトは1本あたり100Kcal。これだけで過ごすとなると14本×三日間で42本食べなければなりません。
もうそれって口の中パッサパサになるじゃないですか。
でもこの羊羹だったら口の中パッサパサにはなりません。しかも賞味期限は製造から五年。こちらもさらに保存ができそうです。羊羹は登山をする人が行動食として持ち歩いている、ロードバイクに乗っている人が手軽にとれるエネルギー源として食べているイメージがあります。材料が小豆と砂糖ですからね。羊羹のカロリーは1本あたり171Kcalなので一日8本食べなきゃダメってことですね。
口の中ベッタベタになりそう。
口の中がぱさぱさにならず、ベタベタにもならない食べ物を探したところ、ゼリー飲料が一番良いと思いました。手軽に食べられるし水気もあります。災害時には一番良い食べ物です。
しかしこちらは日持ちがしないんです。長期保存用のゼリー飲料もありますが、先日の地震によって売り切れ状態。考えることは皆同じですね。
非常事態だとしても少しは楽しみを残しておきたい。そんなわけで色々な食糧を用意しました。
手元にあるのは羊羹(1011Kcal)、カロリーメイト(1600Kcal)、inゼリー(360Kcal)、エナジーバー(435Kcal)で計3406Kcal。最低限必要なカロリーは1400Kcalで三日分用意しなければならないため4200Kcal必要。つまり800Kcal不足しています。井村屋のえいようかんがあと一箱あれば理想的ってことですね。
問題は水に関してです。生きる上で絶対に必要な水。食べなくても一週間程度は生きられますが、水は三日取らなければ死んでしまいます。健康を維持するために必要な水分は一日当たり2.5リットル必要なんだそう。最低でも一日1リットルは必要なんだそう。手元には500mlのペットボトルが3本。
二日目で死ぬのが決定しています。
水ってかさ張るし重いじゃないですか。そのため3本しか買っていなかったんです。
三日間だと7.5リットル必要ってことは7.5kgの荷物になるんですよ。最低でも3kg。ちょっと重いですよね。
そんなわけでこちらを用意してあります。
サバイバル用の携帯浄水器です。これは2011年の震災の後に購入しました。これがあれば雨水や川の水も飲めるようになるのでしょう。
震災あとに買ったため、こちらの商品はセシウムも除去してくれるんだとか。一度も使ったことが無いためセシウムが除去されるかどうかは不明。というより使ってもセシウムが除去されているかは不明です。でもこれがあれば水不足はどうにか対処できそうです。一応1.5リットルの水は持ち歩いていますからね。残りは多摩川の水を飲むことになるでしょう。
この多摩川の水が飲めればの話ですが。
このきったねー川の水でカロリーメイトを食べなければならないんです。でもこれはあくまでも非常時のこと。最悪な状況になればウンコ浮いていても飲めるはず。だって放射能ですら除去しちゃう浄水器なんですから!
とりあえず水は多分大丈夫。あとは追加でえいようかんを一箱追加すれば水も食糧も72時間分は足りる計算です。
備蓄保存用で25年長期保存の食材もあるようです。
これを買っておけば25年間は入れ替える必要がなくなります。次に買い換えるのは2046年。そのころには新しいものも出来てそうです。またそれまでに関東で大きな地震があるのでしょう。多分その時に食べることとなるのでしょう。
こういった長期保存用のものを買っておくのも良いのでしょうがやっぱり定期的にチェックした方が良いんだと思います。
今回荷物の確認をしたのは先日の地震があったため。いつ大地震が来るかわからない。とはいっても常に意識して生活をするのは難しいです。ついつい忘れがちとなり実際に賞味期限が切れそうな食べ物もありました。今回のように地震が無くても年に一度点検するように心がけなければなりませんね。防災の日や3月11日をその日にチェックする日にすればよいですね。年に一度でもそういった日を設けることで震災に対する意識も高まるのでしょう。来年の3月11日に備蓄食材の見直しをしたいと思います。
とりあえず令和大震災は生存できそうです。