世界最小クラスの栓抜きを持って世界に飛び立とう!
ANAの国際線で持ち込める荷物は10kgが上限のようです。LCCだと7kgが上限です。私の荷物は5kg前後まで抑えることができました。これも色々と持っていく荷物を断捨離した結果です。ミニマリストトラベラーとなったわけです。でも何でもかんでも持っていかないというのは真のミニマリストトラベラーとは呼べません。
荷物は少なくしたい、それでも便利なものは持っていきたい。荷物を減らせば利便性が損なわれ、利便性を求めれば荷物が重くなってしまいます。その中間点を探すのも今回の旅の目的の一つでもあります。今回のバンコク滞在で持つべき荷物がわかれば以降の旅はストレスなく続けることができるでしょう。目指すは一年間で三か月の旅行を二回。三か月旅して一カ月日本に滞在。そんな感じで冬場は海外で過ごす。そして暖かい時期は山林の開拓をする。そのような生活を目指したいんです。その三か月の旅を有意義且つ軽い荷物で過ごせるよう現在色々と探しているわけです。
今回の旅に出る前にある程度持ち運ぶものは決まりました。ここ数日間でわかったことは「日焼け止めはいらない」ということです。毎回東南アジアに行くときは日焼け止めを持っていっていました。そして現地に着いた当日、翌日は日焼け止めを塗るんです。でも二日目以降はめんどくさくなり塗らなくなります。日焼け止めよりも虫除けのほうが重要なんです。そんなわけで今度の旅行から日焼け止めは持ってこないことにします。日焼け止めが必要なのは南の島でビーチでのんびり過ごすときくらいでしょう。私のようなインドア旅行者には不要のようです。
そして洗濯洗剤に関しても現地で購入するのが適していると感じました。今回購入した洗濯洗剤はトラベル用の洗濯洗剤です。ジェル洗剤でチューブタイプ。製品情報では20回分の洗濯が可能と書かれていました。洗濯物の量はかなり少ないので20回以上洗濯ができると思ったのですが15回くらいしかできなさそうです。分量がよくわからず多めに使ってしまうんです。そのため予定よりも早く減ってしまいました。これなら現地で売っている安い洗剤をその都度購入した方がよいですね。この二つだけで200gくらいかるくなるんじゃないでしょうか。
こんな感じで不要なもの、必要なものを分けるわけです。でも不要そうでもあると便利なものもあるわけです。例えばハサミだったりナイフだったり。そこまで必要としませんが、海外製品は開封しづらい商品などもあるんです。日本ですら「どこでも切れます」と書かれていて切れないやつがあるのに海外だと切り口が一切ない製品もあるわけです。その時にハサミがあると便利でしょう。これらを叶えてくれるのが10徳ナイフなんですが、10徳ナイフは機内に持ち込みができないんです。
鍵に扮したものもあり、これであれば引っかからないそうですが、見つかったらめんどくさそうです。そこまでして持っていかなくてもよいわけです。でも10徳ナイフの1徳でも使えると旅行を有意義に過ごせるわけです。その1徳のためのグッズを購入しました。栓抜きです。
ビールは缶よりも瓶がいい。瓶だろうが缶だろうが味の違いなんて分からないんですが、雰囲気で瓶でビールを飲みたいときもあるんです。白人の多くは瓶ビールを買っています。個人的にはどちらでも構わないのですが、瓶ビールをラッパ飲みしているのは絵になるわけです。しかし瓶は開封するために栓抜きが必要です。高級ホテルであれば栓抜きは当然ありますが、安ホテルにはそんなものはありません。そのため持っていくと便利です。10徳ナイフがあれば栓抜きがついていますが機内持ち込みができない、コインが二枚あれば開けられますが、失敗するとビールがあふれ出すんです。楽してあけるためには栓抜きを持っていなかきゃならない。でも重い。
その悩みを叶えてくれるのがこのグッズです。
たかだか栓抜きごときで3000円という高い値段ですが、こういうの無かったので買っちゃいました。サイズはかなり小さいのでキーホルダーにして持ち運べます。これであればいつでも瓶のビールやコーラが飲めるわけです。
小さいので簡単にはあけられません。
てこの原理で開けるのですが結構力いっぱいです。日本の瓶ビールだと密閉がちゃんとしているのであけづらいですが海外のは緩いのでコツを掴めばあけられます。普通の栓抜きだと引っかけててこの原理で栓を抜くという作業を一回だけしますが、この世界最小クラスの栓抜きで空ける場合は、一度にあけるのではなく王冠のギザギザの部分の出っ張りのところにひっかけて少しだけあける。そして同じように両脇のギザギザしているところの出っ張り部分を少しだけあける。これを繰り返すことでさほど力を必要とせずにあけられます。最初は強引にあけようとして指を軽く負傷した上にビールをこぼしてしまいました。
あけ方さえ覚えればなんてことありません。これで瓶ビールを飲めるようになりました。
まぁでも不要なんです。そもそも瓶じゃなく缶ビール買えば済む話です。重い瓶より軽い缶でいいんです。そのため必要ないんです。でも万が一缶ビールが売り切れで瓶ビールしかないって時があるかもしれないわけです。そのときこれがあれば悩むことなく瓶ビールを手に取ることができるのです。ひとり一個、持っといて損はないと思います。