山林生活

【山口の玄関】山口宇部空港のレストランで食事をしてみた

【山口の玄関】山口宇部空港のレストランで食事をしてみた

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帰路は山口宇部空港より飛行機で帰ることとしました。
広島の場合、新幹線で行くことが多いです。その理由は空港から広島の中心地が遠いため。今回の山口は空港までそこまで遠くありませんでした。そのため帰りは宇部空港から飛行機に乗り羽田に行く方が時間的にもコスト的にもよいです。

地方の空港はなんだかんだで色々なところに行っています。先日も博多に行ったとき福岡空港を使いました。
福岡空港はずっと工事をしていましたが、新しくなったようです。時間がなかったためあまり見れませんでしたが今度機会があれば福岡空港の話もしたいと思います。

山口宇部空港に行くのは初めてです。
新たな出会い、あるんじゃないでしょうか。

山口ではレンタカーを借りました。
新山口駅前でレンタカーを借りてそのまま空港へ。乗り捨てができるのは便利です。
レンタカー屋が少し離れていたりすると送迎バスを待ったりしなければなりません。
でも山口宇部空港はレンタカー屋の施設が空港に併設されているので借りるのも返すのも便利です。

車を返して空港内へ。

せっかく空港に行くんだから、そこで食事をしてお土産を買って帰りたいものです。
といっても空港のレストランはそこまで魅力的なものがないというケースが多いです。果たして山口宇部空港はどのようなレストランがあるのでしょうか。

角打 鍋島
ココス
あす花亭

まず角打鍋島。名前から察するに立ち飲み屋でしょう。個人的に評価したいです。山口と言えば獺祭という有名な日本酒があるわけです。それを手軽に飲むことができるのでしょう。帰ってから仕事じゃなきゃ飲むんですが、午前中から一杯ひっかけるほどの余裕はないですよね。でも帰りの飛行機前にここで一杯飲めるというのはうれしいですね。そもそも山口に四日間ほど滞在していたのですが、日本酒一切飲んでいませんでした。飲んでたのヘネシーでした。山口県と関係ないフランスのお酒です。

続いてはココスです。ココスとはあのファミレスのココスのことです。てっきり山口県にゆかりがあるのだと思いきやとくに何か関係があるわけではないようです。羽田空港にガストがあるような感じでしょうかね。

そして最後はあす花亭というところです。
ココスはどこにでもあるファミレス、角打は居酒屋。そうなるとここが山口県を代表する店と考えてよいでしょう。しかしサイトを見る限り「うどん・寿司・天ぷら・丼を主力にセットメニュー・膳メニューまでラインナップ」と書かれています。日本海にも瀬戸内海にも面している山口だから海産物が豊富なんでしょう。そのため寿司はご当地グルメとして考えてもよいのだと思います。しかしそれよりも前に「うどん」とあります。まぁうどんも有名なんでしょう。山口ってうどん有名なんでしょうかね。そのあとの天ぷら・丼というのも気になります。それが主力らしいんです。それでもその他季節のスポットメニューに「うに・ふく・ざるそば等」と書かれています。フグと書かずに“ふく”と書かれているのは山口県って感じがします。それでもざるそば等ってうどんとか蕎麦とかなんでもありといった感じのところです。

山口宇部空港は山口県の玄関口です。
現在は羽田便と週に三本しかないソウル便のみです。当然羽田やソウルから人が来るわけです。それとは反対に、この玄関口から飛び立つ人もいるわけです。

つまりここでの食事は羽田に出発する人が旅経つ最後に食べるご飯です。

私のように山口と触れ合い、別れ惜しいという人もいるでしょう。はたまた山口にずっと住んでいたが、就職や進学により故郷をあとにする人もいるんだと思います。その旅たちの最後を飾る食事。ある種の最後の晩餐です。

その最後の晩餐、何を食べたいかとなればやはり慣れ親しんだ地元の料理なんでしょう。東京に行っても山口のことを忘れないように、山口宇部空港でその味を噛みしめるわけです。

山口に住んでいた人も、山口に遊びに来た人も、この空港で山口を味わいたいんです!

ということで私が選んだ店はココスです。

ザ・無難。

ココスの本社は東京都港区だし、もともとはアメリカのレストランで一号店は茨城。山口一切関係ありません。でもいいんです。調べたところ山口宇部空港にあるココスはご当地食材を使った空港限定メニューを出しているとのことでした。つまり、山口県をここで味わえるというわけです。

この「空港限定」って言葉、いいですよね。そこでしか食べられないわけです。そのためそこに行く価値があるわけです。限定だからこそそこで食べたい、買って帰りたいとなるわけです。

せっかくの山口県最後の食事ですからね。
そういうのがないと寂しいし、このブログも盛り上がりません。
ちゃんとそのあたりは考えているわけです。

山口宇部空港まで行ったんだから空港限定のそこでしか食べられないものを食べてレビューする。
当然のことです。

色々と悩んだ結果、尾道ラーメンを選びました。

ここでまさかの広島愛炸裂。

なんだったら広島空港の方が尾道に近い。まったく山口関係ないですがラーメンに魅かれてしまいました。
尾道行ったことないけど、これまで何度か尾道ラーメンを食べています。この背脂チャッチャ系のやつ好きなんですよね。個人的にはフグよりも尾道ラーメンのほうが食べたかった。ただそれだけのことです。

そもそも本当に山口宇部空港限定なんでしょうか!?

腹も満たされました。あとは帰るだけです。最後にお土産を見て回ります。

山口といえばフグなんでしょう。それと獺祭。
これが山口県の名産となっています。あとウニも有名らしく瓶のやつが売ってありました。

獺祭って嫌いじゃないんですが、獺祭なんですよね。
有名になり過ぎた感があります。それだけ美味しいと評価されているのでしょう。ウニもフグも美味しいんでしょうが、ウニにフグなんです。個人で飲み食いするわけじゃないので酒飲みには獺祭あたりを買っていけばそれでよいのでしょう。でもなんかもう少しパンチのあるものが欲しいです。限定品とかがあればよいのでしょうが、獺祭ってどこでも買えるようになっちゃってますからね。

やっぱり買って帰るお土産だって限定品がいいんです。山口宇部空港に来た証。本当に山口に行ったんだという証明ができるものがいいんです。最近では何でもかんでもネットで買えるようになりました。ご当地商品のありがたみというのが薄れています。そのため山口にしか売っていないものをお土産として買って帰りたいわけです。

ここは山口宇部空港です。地域は中国地方に該当します。
にもかかわらず九州限定の商品を取り扱っちゃうアバウトなところ。
個人的には山口県を九州と呼ぶのはちょっと憚られるのですが、人によっては山口県も九州の一部と考える人もいるのでしょう。

山口県は九州固有の領土的なヤツでしょうかね。それとも最近のトレンドは九州も中国地方も同じ仲間みたいな扱いなんでしょうか。

そうです。ここは中国地方ではなく、中国四国・九州地方なんです。

九州限定の博多の味が買えるんです。だから限定品なわけです。ここは山口県ですが区画は九州。そこまで離れていませんからね。限定品ということはここでしか買えないわけです。であればお土産はこれで決まりです。

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