【福岡空港】最後の別れにラーメンを【旅立ちの時】
今回は帰りの便が少しだけ遅かったので福岡空港で食事をしたいと思います。福岡からの帰りは羽田便が多いので好きな時間に帰れるというのが便利です。そのため空港で食事をするということがありませんでした。食べるのならば博多の街で昼飯を食べる。もしくはとっとと帰ってしまう。博多ではそういうことができるのが良いです。中心地から5駅で空港行けるわけですからね。
福岡の好きなところはこの利便性です。
今回は福岡空港もキレイになったようなのでそこで食事をしようと思いました。
天神から空港線で福岡空港へ。電車がどこ走っているのかがリアルタイムでわかるためこの地下鉄の案内板は結構便利です。
福岡の場合、電車で移動することが多いです。そのため地下鉄に乗ることも多くあります。以前ははやかけんとかSUGOCAとかNIMOCAとか複数のICカードが必要でしたが、Suica一枚あれば乗り降りができるようになり便利な世の中になりました。それが今ではスマホ一台で乗れるわけですからね。
電車であれば朝から飲んでも運転が無いため大丈夫。飛行機に乗れば寝るだけですからね。むかーしは国内線でもビールが無料だったと思うのですが、いつしかそのサービスも消えてしまいました。といっても飲めるのは一杯、多くて二杯程度なのでそこまで期待しているサービスでもないんですけどね。
福岡空港は以前とだいぶ変わりました。
ずっと工事していていまだに工事は続いているようですが、かなり綺麗になりました。以前の一階部分は工事現場の中を通るような状態でしたので。ルートも来るたびに違う状態。
出口の場所もちょっとかわりました。
以前まではレンタカー屋が近くにあったのですが、今は出口から少し離れてしまったようです。
電車で空港に来るとこんな吹き抜けの場所を通る形になったんですね。以前は薄暗い場所を通っていましたがこれもかなり変わったようです。
さて問題のご飯をどうするかです。
ご飯処は二階と三階にあります。地方の小さな空港のように選択肢が二つしかないとかそういうレベルではありません。大概の九州のものは食べられると考えてよいでしょう。選び放題というわけです。
とはいうものの夏休みということで子連れの人たちでごった返しております。とくにフードコートは家族に占領されている感じです。少々気になる店もあったのですが、座席を確保することも難しいような状況ですのでおとなしく三階のレストランへ。
もつ鍋、ごま鯖、うどん。まぁこの辺なんでしょうね。ちょうど昼時に行ったんでどこも混んでいます。ゆっくり食べたいところですが帰りの飛行機までの時間も考えなければなりません。それらを考慮した結果たどり着いた結論は、ラーメンでした。
昨晩もラーメンだったんですが、ここでも追いラーメンとなりました。
博多といえばラーメン。当方はただの観光客です。搾取される側の人間です。
福岡空港には「ラーメン滑走路」なる場所があります。
せっかく福岡に来たのにラーメンを食べれずに帰るのはかわいそう。そんな人たちのために手を差し伸べてくれているわけです。「最後のチャンスを福岡空港で」といった感じでしょうか。当方は昨日もラーメンを食べていますがそんなのは気にしません。
だって高脂血症の薬ちゃんと飲んでいるんで。
ラーメン滑走路という名の通り、ラーメン屋が軒を連ねております。店舗は9軒。この中から選ぶこととなるわけです。
しかしよくよく見るとちょっと当方がイメージしていたものとは違います。先ほど述べたように博多ラーメンを食べられなかった人の為の最後の慈悲でここはあるんだと思っていました。または最後に地元のラーメンの味を食べるためのところだと思っていたのですがそうではなく、ただのラーメン滑走路でした。
「知る人ぞ知るラーメン店が福岡空港に着陸し、ここで有名になった店舗がまた全国に飛び立って欲しい」というコンセプトの下、日本全国から選りすぐった、九州ではここでしか食べられないラーメン店を多数含む9店舗と、九州初登場となるスイーツ1店舗が集結。
コレジャナイ感。
なんかちょっとイメージと違う。まさか北海道から九州までというご当地一切関係ないラーメン滑走路。
ラーメン凪とか好きなんですが、東京に帰って食べられるし、何だったらこの後歌舞伎町行くんでそこで食べられるんですよね。
せっかくだから豚骨ラーメン食べて帰りたい。
そうなるのは当然です。
メジャーどころだとラーメン海鳴か一幸舎あたりなんでしょう。もしくは以前から空港にあった玉龍というラーメン屋です。しかしどこも混んでいるんです。そうなんです。皆さん博多が恋しいんです。当方も恋しいんです。
東京に戻るのに東京で食べられるラーメンをわざわざ博多では食べないでしょう。
博多から旅立つのに別の地方のラーメン食べないでしょう。多少は地元の人が食べるのかもしれませんが、旅行客はその土地のものを食べたいわけです。
なんだったら地元の人だって「最後のとんこつ」をしたいでしょう。そりゃ混みますよ。
ということで当方は当然豚骨を食べます。
なんだかほかの店舗よりも比較的空いていたのでこちらによりました。といっても昼時なので結構混雑しています。こうやって最後に博多ラーメンを食べ、そして東京に戻って「また博多行きたいな~」ってなるのがいいんです。
大阪の知る人ぞ知る行列店。味は純粋なとんこつ、磯の香りをプラスした潮とんこつ、トマトを加えたトマとんこつの3種類。風味豊かな「潮とんこつ」は他では類を見ない味です。
博多じゃない!そしてこんど大阪行くのに!