山林生活

堀川沿いにある怪しい施設 街頭に立つおそらく女性のいる街「納屋橋歓楽街」

堀川沿いにある怪しい施設 街頭に立つおそらく女性のいる街「納屋橋歓楽街」

[更新日]
[著作者]

本日は名古屋に来ております。こちらは納屋橋です。

納屋橋は運河として掘られた堀川に架る橋で江戸時代に米を貯蔵する納屋が立ち並んでたためこのあたりを納屋町と名付けられたそうです。水路で運ばれてきた米を貯蔵する倉庫街のような場所だったのでしょう。橋が架けられたのは1610年が最初で橋の東側が栄や錦がある名古屋の中心地です。かつての納屋橋は町外れだったようです。
1886年に名古屋駅が開設されると市街地と名古屋駅を結ぶ路面電車が開通。堀川を渡った先に納屋橋東駅ができました。駅ができれば人の往来も増えたのでしょう。それにより街が形成されました。
しかし1957年に錦通に沿って地下鉄が開通。地下鉄ができたことで市電を撤去することとなり納屋橋にあった市電は1971年2月に撤去。それにより人の往来が減ったのでしょう。
とはいっても名古屋駅まで歩けない距離でもなく付近にはビジネスホテルもあります。私はこの辺りのホテルを利用することがあります。栄のホテルに泊まりたいけどちょっと値段が高い。ちょっと不便だけどそこまで不便ではない。そして意外にホテルが空いている場合がある。名古屋駅前のホテルが空いてないときは納屋橋の近くのホテルに泊まることがあるんです。むしろこっちに頻繁に泊まっていた時期もありました。

堀川は名古屋にあるセーヌ川とも呼ばれています。歴史的な建造物と自然が調和する世界遺産として登録されているセーヌ川沿い。近くにはエッフェル塔にノートルダム大聖堂、ルーブル美術館やオルセー美術館などまさに絵画のような美しい光景が広がっています。美しい町並みをみながらのんびりと過ごす。堀川がセーヌ川と同じなのであればもうここはパリなんじゃないでしょうか!

名古屋のパリと称される納屋橋。

パリのような美しい景色が見れる街並みですが本場パリには無い特殊なお店もここにはあります。

風俗店です。リバーサイド風俗。
セーヌ川沿いにあったら世界遺産はく奪される店。
ノートルダム大聖堂の変わりが日本だと性風俗店。
ある意味神がかり的なお店ではあるけど。
名古屋駅前のホテルがない時はって言ってたけど絶対これ目的で宿泊してるやつ。

マジックミラーと逆セーラーの店があります。なんかどこかで見たことある!

ティーンズショップという名の店。
ティーンってことは13歳から19歳。
なんか児童ポルノに引っかかりそうな店の名ですが一応18歳と19歳はギリギリセーフの年齢。

その上の階はビデオパブのようです。ビデオパブはピンサロ的な業態の店。ビデオ鑑賞をする店なのでパブ要素はゼロですが届出上は飲食店になるのでしょうか。それとも個室ビデオとしての届出でしょうか。この店はビデオを見るだけなのでしょう。

全然ビデオを見るだけじゃなさそうな看板。小さな看板なのに情報量がかなり多い!
納屋橋そばにある風俗ビル。かなり激しめです。

この界隈はなぜか結構そっち系の店が多いんです。名古屋は中村大門に遊郭がありました。古くは大須にも遊郭がありました。名古屋駅前は遊郭に付随する私娼窟があり伏見や錦は花街がありました。これらの街は歓楽街なので風俗があるのはわかります。しかし納屋橋はもともと歓楽街ではなく倉庫街。そのため風俗店が多いのが不思議なんですがおそらく立地なんでしょうね。

風俗店は本質的に不健全。
教育上良くないので見えない場所に作るべき。
納屋橋はめちゃくちゃ目立つところにありますが近くには学校などの施設がありません。もし小学校の隣に萌え萌え学園みたいな建物があった場合どうでしょう。子供のころにそんな存在を知っていたら将来ヤバい大人になるのは必須です。そのため学校のそばは出店が禁止されているのです。学校は避難場所に指定されることが多いです。敷地が広大なのも理由ですが水害や土砂崩れの起きづらいところに学校があります。河川のそばは洪水のリスクがあるため学校が置けない。つまり堀川沿いには学校がないのです。

学校がなければ性風俗店が出店できるので萌えを売りにした学園ができてしまうのです。

こちらにはコスプレショップがあります。下の階は大人のおもちゃとDVD販売店。このような店があるのもそういった街ならではエキサイティングDVDと書いてありますがおそらくアダルトDVDのことなのでしょう。なんか店の看板 既視感がありますが気のせいです店名はアジト。

さんをつけろよデコ助野郎。

風俗店も多いですがこの界隈はラブホテルも多め。風俗が多いといっても新規出店ができない業界。新しく出来るところは無店舗型です。それを利用するにはデリバリー先が必要です。そのためラブホテルが結構あるのです。納屋橋は名古屋でも有数のラブホ街なのでしょう。

名古屋駅前のホテルがない時はって言ってたけど泊まってるホテル、これだった。

こちらには廃業したホテルがあります。私は2022年にここに訪れていますがその当時と変わらぬまま廃虚が残っています。感染症によって臨時休業したようですがそのまま取り壊すことなく残っています。堀川沿いに輝いてた南十字星はもうないようです。

こちらはニューづかという店があります。こちらは特殊浴場だったようです。名古屋の特殊浴場は中村大門に集約されてますが遊郭跡地以外にある珍しい店舗です。でも2010年代には閉店したようです。既得権があっても簡単な商売ではないようです。

納屋橋から800mほど川を下るとコロナクラブというホテルがあります。感染症騒動で名前の被害があったかもしれません。でもどうにか頑張っているようです。こちらはホテルは一般的なところとは違いハッテンバなんだとか。

名古屋駅前のホテルがない時はって言ってたけど泊まってるホテル、これだったんですか?

コロナクラブは日本最大級を誇るゲイ専用ホテル。たしかにこの規模のハッテンバは少なそうです。名古屋には女子大小路がゲイタウンとなってます。女子大小路は住所だと栄4丁目でしょうか。池田公園を中心にゲイタウンが広がっており隣接する栄3丁目と5丁目、それに錦3丁目、さらには空港線をわたった新栄1丁目のあたりにゲイ関連の店があるようです。

ゲイタウン、だいぶ広め。

コロナクラブはゲイタウンから離れてます。でも納屋橋のあたりもゲイの店が結構あるんです。堀川沿いにゲイバーが何店舗か残ってるんです。そもそもコロナクラブも元は納屋橋のそばでした。1994年にできたコロナクラブですがそれ以前はドンバラ会館って名称で納屋橋のすぐそばにあったそうです。つまり納屋橋もゲイタウン要素があるのでしょう。

ちなみに名古屋駅西側の国鉄会館のあたり。どうやらそこもゲイバーがあるエリアなんだとか。

これは名古屋のゲイタウンは広いではなく名古屋がゲイタウン。

夜になりました。堀川は日が暮れるとライトアップされます。大正時代のガス灯をイメージした琥珀色の街灯。それが堀川の水面に映し出されて美しいです。ノスタルジックだけど妖艶な感じもします。この雰囲気は素敵ですね。

こちらも日が暮れるとライトアップされます。昭和時代の歓楽街をイメージしたネオン管。それが卑猥な文字に映し出されて美しいです。ノスタルジックではないし若干下品です。でもこの雰囲気は嫌いじゃないです。

堀川沿い納屋橋のあたりはラブホテルが多いです。利用するのはカップルが主でしょうか。時には恋人と時には誰にも言えない秘密の相手と愛を育むのでしょう。あとはデリバリー的な店を利用する人たちが一時の愛を育むのでしょう。また行きずりの人と肌を重ねるってことも。
かつてはこの界隈に立ちんぼがいたそうです。いや今でもいるのかな?少なくとも3年前は立ちんぼを確認してます。最近ではマッチングアプリで知り合った人と待ち合わせしてホテルに行くってのも増えてます。そのため日本人の立ちんぼは少ないようです。

ここにいるのは、おそらく女性、おそらく外国人、おそらく立ちんぼ。

性別こそわからないまでも見た目は女性の人。話しかけてくるのは片言の日本語。利用していないため未確定情報が多いですがこの界隈には外国人立ちんぼが結構いるようです。マッチングアプリは日本語が堪能でなければならない。でも立ちんぼであれば日本語が話せなくても問題ないんです。

魂を震わせる情熱と熱いバイブスさえあれば言葉なんかいらないんです。
3年前のあの時も「こんばんは、どうですか?」と片言で声をかけてきました。やっぱ多少は話せないとダメらしい。
目の前にはラブホテルなので移動が面倒じゃない。立地的に立ちんぼがいてもおかしくないエリア。そしてその多くは外国人なのでしょう。
しかしその外国人立ちんぼは減っているようです。インバウンドで訪日外国人は増えているようですがほとんどが観光目的で来日してます。円安により日本の旅費が安いから来ているのです。感染症以前と比べると4割くらい円安です。旅費が安いなら日本に来ますよね。でも働いている人は4割収入が減ってる状態です。例えば15000円だった場合、ドル換算だと感染症前は136ドル稼げたのに現在は93ドルまで目減りしてます。同じ金額を稼ぐには22000円必要となります。
客となるのは日本人。高くなれば当然寄り付かなくなるでしょう。そのため価格据え置きにしなければなりませんがそれだと稼ぎが悪い。日本で稼ぐよりも別の国に行く方が効率が良い。そんなわけで外国人娼婦は減っているのでしょう。もう納屋橋には立ちんぼがいないのかもしれません。

このように外国人はいなくなりましたがこの界隈にはニューハーフや女装子が街頭に立ってるんだとか。性的少数者に寛容な街である名古屋。そういった人がいても何らおかしくないでしょう。一般女性と紛れてそういった人が混ざってるようです。

さすがはごちゃ混ぜ文化の名古屋。なかなか難易度が高めの街です。でも見た目が女性なのにアレがついてたらそれはご褒美じゃないですか!

関連記事

【吉田宿】形を変え現存する豊橋の遊廓跡「小池遊廓」の今
【吉田宿】形を変え現存する豊橋の遊廓跡「小池遊廓」の今

藤沢でレンタサイクルを借り愛知県豊橋市の中心にある吉田宿まできました。 吉田宿は日本橋から数えて34番...

 
人がいない失敗したオズの国 三菱電機の企業城下町「大曽根駅前」
人がいない失敗したオズの国 三菱電機の企業城下町「大曽根駅前」

本日は名古屋に来ております。こちらは名古屋市北西部にある大曽根駅です。 中央本線、名鉄瀬戸線、市営地下...

 
東海道最大の宿場町「宮宿」にあるシャッター街化した商店街「神宮前商店街」
東海道最大の宿場町「宮宿」にあるシャッター街化した商店街「神宮前商店街」

本日は名古屋の熱田区にいます。 こちらは熱田区にある宮の渡し公園です。 日本橋から京の三条大橋を...

 
【名古屋中村大門】衰退する中村遊郭の名残りを求めて
【名古屋中村大門】衰退する中村遊郭の名残りを求めて

名古屋に向っています。 名古屋は仕事で頻繁に行っています。 大阪よりも立ち寄ることが多いです。新横浜の次の駅...

 
独自の文化を遂げた大須観音の今【北野新地】
独自の文化を遂げた大須観音の今【北野新地】

大須に来てます。 前回名古屋に来たときは日帰りでしたが、今回は名古屋に滞在します。空き時間があったので大須観音にお参りにき...

 

Profile

Author:

山林生活

山林生活を目指す。
でも都市型生活、旅行を中心にブログを書いてます。⇒プロフィール

お気に入りRSS