山林生活

【吉田宿】形を変え現存する豊橋の遊廓跡「小池遊廓」の今

【吉田宿】形を変え現存する豊橋の遊廓跡「小池遊廓」の今

[更新日]

シェアサイクルを藤枝で借りて16時前に吉田宿に到着しました。

これよりホテル探しとなります。豊橋駅前であれば何軒かビジネスホテルがあります。過去にこの辺りは来たことがあるのでなんとなく立地はわかっています。自転車は有料ですが駅前の駐輪場に止められるようです。そのため宿泊先も駅前にしました。

ごく普通のビジネスホテルです。机もあって作業もしやすい。これが一番良いです。
せっかく豊橋にいるので今日は少し外を歩きたいと思います。行った先は豊橋駅から3kmほど離れた場所でしょうか。有楽町という地名の場所です。どうやらここはもと遊廓だったんだとか。そしてそれは現在も受け継がれている場所なんだそうです。

とくに何の変哲もない住宅地です。子供たちが遊んでいる姿が見えますが、いまだにその手の営業をしているところがあるんだとか。

新しめの分譲住宅もあるのですが、このように古い建物もあります。人が住んでいるのかどうかも不明。外観がきれいに保たれているので誰かが住んでいるのでしょうね。

富久有という屋号が書いてあります。こちらも遊廓の残りなのでしょう。調べたところここはリノベーションして民宿のようになっているんだそうです。そのため現在は遊郭まがいの業務はしていないようです。

他にもそれっぽい建物があります。どれも古めかしい建物ですがキレイに保たれています。

愛知県旅館環境衛生同業組合員のステッカーが貼ってあります。つまりこちらは旅館だったところなのでしょうね。

割烹新々と書かれた暖簾が出ている店があります。寿司とも書いてあります。現在営業中なんです。でも本当に割烹なのかどうかの判断ができません。大阪に飛田新地と呼ばれる“料亭街”があります。あちらも料亭や割烹と呼ばれていますが出てくるのは飴玉だけです。見た目が割烹っぽいだけありたぶん飲食店なのでしょうが、ここに入るのはなかなか勇気が必要ですね。

わからないことが多いためネットで色々調べてみました。どうやらここは小池遊廓と呼ばれるところだったんだそう。
戦時中は近くに大日本帝国陸軍の官舎があり、こちらは慰安所のような役割をしていたんだそうです。小池遊廓、有楽町という町名をもじって有楽荘と呼ばれていたんだとか。明治または昭和に入ってからできた遊廓という感じでしょうか。そこまで歴史が古いわけではなさそうです。宿場町からも離れていますしね。
それが現在も営業しているところがあるようです。

戦後すぐは繁盛していたのでしょうが売春防止法が施行されたと同時に縮小してしまったのでしょう。
縮小し戦後70年以上経ちましたが細々と営業しているんだとか。

現存する遊廓と言うと体良く聞こえますが要は飛田新地にあるようなちょんの間と呼ばれる形式のちょっと怪しげな飲食店です。しかし飛田新地のように呼び込みがいるわけではなく、そのほかのちょんの間のように手配してくれる人がいるわけでもありません。どこが営業しているのかどうか、そもそもどこが店なのかの判断もできません。

でもこんな感じで営業しているところは玄関がちょっとだけ開いてるんだとか。これが営業しているサイン。開いてるので入ってきてくださいという意味なんだそう。
ここの店であればなんとなく昔の遊廓のイメージがあるのでその手の店だと判断できますが、周りは普通の家が入り混じってます。玄関半開きだから入ってみようとしたら誰かの家だったという可能性もあるわけです。日本家屋が必ずしもそのような店だというわけではないですからね。そのためここを利用するのは上級者しかいないのでしょうね。

まだ夕方だったため開いている店は少なかったです。でも閉まっている店も室外機が動いていたり、家の中から女性の声が漏れ聞こえたので遅くなれば営業するのかもしれません。

一応旅館や料亭という体で営業していますが、さすがにここに住んでいる人たちはどのような店なのかは理解しているのでしょう。大きな問題になっていないということは共存できているのでしょうね。こういうのは今後も残してほしいですが、かなり厳しそうですね。ただでさえ性風俗という風当たりが強い業種なのに、法律スレスレ、若干アウトな営業形態です。客が来なければ店が成り立たず、かといって大々的に広告を出せるわけでもない。このままではいつか消えてなくなっちゃうのでしょう。文化財を守るのも重要ですが、こういった文化も残してほしいです。

住宅街ですが近くにはフィリピンスタイルの飲み屋さんもありました。寂しい街ですが、まだ昔の遊廓のポテンシャルはあるようです。遊廓の文化はこのように別の形となり栄えるかもしれませんね。

これまで通りお遊びはせずに引き上げます。

豊橋駅にある駅ビルの中にスーパーがあります。それに併設されているフルーツジューススタンドに立ち寄りました。このように暑いと加糖飲料よりも果物しぼりたてジュースが飲みたくなります。

今回は桃のジュースを選びました。ちょっと値段が高いけどしぼりたての桃ジュースです。サイコーです。
ついでにこちらのスーパーで夕飯を買って帰ります。

本日は昼に結構食べたので駅前のスーパーで買った牛丼を夕食としました。
そして桃ジュースが美味しかったのでスイカは安かったのでつい買ってしまいました。ビールは地ビールとかあったけど気にせず一番好きなハートランドをチョイス。
スイカとビールは組み合わせがよくないんだとか言われていますがそういうの気にしません。

明日は自転車で岡崎まで行きます。今日90km走ったので残り30kmとなりました。
予定では浜松に泊まって岡崎で泊まる予定でしたが、残り30kmしかないと岡崎につくのは午前中となります。そこからは徒歩移動です。岡崎の次の宿場町は知立、その次は鳴海というところです。どちらもそこまで大きくありません。そうなるとその先の熱田宿まで行くべきなのでしょうが岡崎からは30kmほどあります。自転車であれば余裕ですが徒歩で30kmは経験がありません。

さて、明日はどこまで行けるのでしょうか。

関連記事

沼津宿から府中宿まで。シェアサイクルで静岡横断
沼津宿から府中宿まで。シェアサイクルで静岡横断

朝5時です。今日は早めの移動です。ホテルでは朝ごはんがついていましたが、朝ごはんの提供は6時以降です。そのため食事をせずに進...

 
【川崎宿】コロナで消える川崎の繁華街
【川崎宿】コロナで消える川崎の繁華街

大森・蒲田と抜け川崎に向かいます。個人的にはこのあたりの街が好きなんです。同じ匂いのする人がいる街という感じでしょうか。東京...

 
東海道五十三次を京都まで向かう際に必要なものとは
東海道五十三次を京都まで向かう際に必要なものとは

東海道五十三次。ふつうの人であれば徒歩で移動するのでしょうが様々な移動手段を使って京都までたどり着きました。 バスまで...

 
水口宿から草津宿へ。甲賀B級グルメ「スヤキ」を食べてみた
水口宿から草津宿へ。甲賀B級グルメ「スヤキ」を食べてみた

東海道五十三次をいろんな手段で京都に向かう旅。現在はレンタカーで滋賀県を走っています。もっと早くレンタカーを使っていればもっ...

 
【共存を目指せ】おごと温泉と雄琴ソープの今
【共存を目指せ】おごと温泉と雄琴ソープの今

琵琶湖を渡ったら急に雨に降られました。ゲリラ豪雨のようです。これまで移動中は雨に降られませんでした。でも現在はレンタカーなの...

 

Profile

Author:山林生活

山林

千葉に山林を購入しました。
小屋暮らしをするため、土地持ちホームレスを目指し開拓中

プロフィール

お気に入りRSS
Copyright © 2016-2020 山林生活 All Rights Reserved.