井戸水の出が悪くなった原因を究明。その原因とは…。
私の所有する山林には井戸があります。
この井戸は二年前に業者に頼み掘ってもらいました。しかし先日、井戸の水が出なくなってしまいまして。そのため業者に連絡。そして本日は井戸の修理のため山林に来ました。
出てくる水に空気が入ることもなく、モーターの音も正常、水は途切れることも無いのですが、ちょろちょろとしか水が出てこない。これでは開拓作業もできません。
山林で作業をすると泥だらけとなります。所詮は山ですので土に多くの水が含んでいます。掘ればスコップなどは泥だらけ。私も泥だらけ。そのため水は必須です。一応川には隣接していますが崖の下です。崖の下まで行って川の水で洗っても戻るときには泥だらけとなってしまいます。そのため井戸は山林開拓をする上で重要なアイテムなのです。
先日水が出ないのを確認してすぐに井戸業者に連絡。日程を調整し本日来てもらうことになりました。
恐らくモーター周りとか、井戸の中を見たりとかするので、この外側の箱は外さなければなりません。取り付けは確か三人がかりでした。私一人では持ち上げることもできないためこの場で解体します。
この解体作業で思ったことですが、留め具は釘よりもネジのほうがよいですね。釘の場合、くぎ抜きで外していくわけですがその際に部材を傷つけてしまいます。また抜くときに釘が曲がったりしてしまいます。でもネジの場合インパクトドライバーがあれば簡単に外すことができます。部材を傷つけることもなく、またネジも再利用できます。
大工な仕事といえば釘だなーと思ってましたが、ネジの方がなんだかんだで扱いやすいですね。
この井戸のモーターを隠す箱、私が山林で初めて作ったものでした。友人に頼み、そして私はそれを見ていただけですが、意外にもしっかりした造りとなっています。今であればもう少しスマートなつくりができそうですが、壊れてないため今後もこれを利用していこうと思います。
一部壊れてしまいましたがとりあえず外すことができました。二年ぶりの井戸モーターに再会です。
何も変わらず、ずっと主の帰りを待っているモーターです。屋外に置いておいたとはいえ、しっかりとカバーされていると綺麗なものです。虫だらけですが。
キレイとはいえ、場合によってはこのモーターが壊れているかもしれません。そうなるとこれはただの粗大ごみかもしれないのです。
井戸業者の方がいらっしゃいました。電話で話した症状を再度説明。また私の考えも伝えました。
作業開始から数分後...。
原因が分かりました。パイプの破損?ストレーナーの目詰まり?はたまた井戸が枯れた??
絶対にストレーナーだと思う。
この症状は明らかに何か詰まっている。
だって私の井戸は金気臭がします。
成分表にも鉄分とマンガンが多く含まれていました。
これらが悪さをして中で錆びたり蓄積して目詰まりを起こしているのに違いありません。井戸を掘って二年。これまで井戸を使ってきました。そのため井戸の状態とかなんとなくわかるんです。
えーっと、原因は目詰まりでした。
目詰まりといってもストレーナーやスクリーンというような場所ではありません。
蛇口です。
井戸とかモーターとかパイプとか一切関係なくただの蛇口です。
井戸って、モーターを使って地下水をパイプの中を通して引き上げています。そして蛇口のハンドルを回すと蛇口から水が出る構造です。今回の問題点はハンドルから蛇口までの部分。つまり井戸とか関係のないところでした。
なぜかそこに大量の草と土みたいなのが詰まっていたのです。
これは絶対誰かのイタズラ。
まさか村人からの嫌がらせ?
私のようにヨクワカラナイ人間が村を出入りしていることを疎くおもっていた人物が、この村から出ていくようにするため、秘密裏に嫌がらせをしている?これこそが村八分の始まり?
もしくは私のことをよく思わない人からの刺客?
知名度はないとはいえ、ある程度のPV数にまでなりました。そのため早めに芽を潰しておこうと考えたのでしょうか。
はたまた国家ぐるみ、国際社会ぐるみの陰謀?
実は私の山林の井戸は、地下施設につながっており、それを知られるのを避けるために嫌がらせをしている?
10月23日の数字をバラバラにして足すと、1+0+2+3=6。
「いど」とひらがなで書くと画数は「6」。
「草」の画数は9画。9を逆さにすると「6」。
666。悪魔の数字。
これは偶然と言えるでしょうか?
否、こんな偶然なんてありえません。
つまり、私が言いたいのはフリーメイソンの陰謀。これは間違いない。
信じるか信じないかはあなた次第ですが、この山林は秘密結社フリーメイソンに支配されているってわけ。
と思ったのですがそのいたずらをした犯人は...
蜂でした。
ハキリバチという種類の蜂で、ハキリバチは筒状のもの(竹とか)に巣をつくる習性があるのだとか。たまたま筒状だった蛇口が今回は巣に選ばれたみたいです。ぎっしり詰まっていたのでこれが原因で水の出が悪くなったようです。綺麗にしたところこれまで通り水が出るようになりました。
先日は水が出ない中で顔を洗ったり手を洗ったりしていたのですが、蜂がその辺から集めた木くずや葉っぱをフィルターにした水で顔洗ってたんですね。
井戸業者の話では、外にある蛇口ではよくある光景なんだとか。
蜂が巣を作ったのは使っていない期間があったからです。
使っていた(つもり)だったんですが、山林に行かなかったため山神様が怒ったのでしょう。
またもやここでも蜂被害です。先日は蜂に散々な目にされましたからね。
でも今回、この知識を得たため、今後はこのような被害にあわないように慣れました。せっかく井戸業者が来てくれたので他の部分の点検もしてもらえました。
今回の修理?費用を聞いたところ「お金はいりません」と言われてしまいました。
確かに業者は何もしていないわけですが、それでも原因を究明したわけです。
そもそも千葉の外れまで足を運ばせているわけです。
お駄賃がもらえたとしても私はわざわざこんなところまで来る気持ちになれません。
そのためささやかですが気持ち程度のお金をお渡ししました。
私からしてみれば井戸水が出ないというのは死活問題。しかもその原因が不明という状態でした。それを一瞬で叶えてくれたわけです。作業がどうのとかではなく、知識があるから今回水が出るようになったわけで、それで十分対価のもらえる作業だと思っています。
本当であればこんなことは自分で解決すべきなのでしょうが...。
今後はすぐに電話をするのではなく、原因をある程度見極め、それでも解決しないようであれば電話することにいたします。
そういえば「蜂」は「ハチ」つまり数字の8。ここから2を引くと「6」。
やはりフリーメイソンが...。