【本格中華はみんなのもの】ヤワラートの中華街に行ってみた
今日もタイ料理なの?まぁタイにいるからタイ料理が基本となるのは当然のこと。タイ料理はおいしいんです。でもたまに違うのが食べたくなることもあります。
そんなわけで本日は少し遠出をしてチャイナタウンに来ました。普段はアソークで昼食を取っておりますが本日は趣向を変えてみたいと思います。アソークから地下鉄で7駅くらい進んだ先でしょうか。
降りた駅はワットマンコン駅。この駅ができたのは昨年の7月末なんだそうです。というより前回バンコクに行ったときにこの駅を通り過ぎて隣の駅で降りたのですが新駅とは知らずに利用していました。
ヤワラート中華街最寄りの駅ということで駅の中がチャイナです。この彩色の感じはチャイナならではですよね。嫌いじゃないです。
街並みも中国っぽいです。これまでは「中国っぽい」と言っててもそもそも中国に行ったことがありませんでしたが昨年末に中国をさらっと通り過ぎたので「中国っぽい」という言葉に信ぴょう性が足されました。日本の中華街とはちょっと違います。日本の中華街は日本っぽさがあり清潔なんです。バンコクの中華街は中国っぽさが強いですね。脇道入ったらヤバそうな感じがするところとかが現地っぽいです。
路地とかやばそうな雰囲気があります。下水臭いのもなんとなく上海っぽさがあります。
本日こちらに訪れたのは中華街の中華を食べてみようかと思いました。神奈川出身なのに横浜中華街で食べたことは一度もありません。中華なんてバーミヤンか新宿のしょんべん横丁の岐阜屋か川崎の駅前の天龍くらいしか行っていません。そもそもあれが中華なのかどうかも不明で、ただ中国籍の人が作る料理ってだけなのかもしれません。でも中華街であれば中華街で中国人が作る料理なわけです。中国要素が少し多めになります。そしてこのバンコクにあるチャイナタウンは日本よりもリーズナブルな金額で食べられるところもあるそうなんです。わざわざバンコクに来て中華を食べるってのも変な話ですが、行っちゃいました。
行ったお店はフワセンホン(和成豊)という中華屋です。ここは結構有名なお店のようです。どうやらこちらでは安い金額でフカヒレが食べられるんだとか。フカヒレなんて永谷園が出しているふかひれスープ(フカヒレ粉末0.1%使用)ってやつで食べたくらいです。170gの0.1%なんで170mgしか摂取したことが無いんです。
「フカヒレなんて春雨みたいなもんだよ~」
170mgしか摂取したことなかったのにこんな感じで言っていました。
そんな感じで言っていたわけですが、今回ちゃんとフカヒレを食べる機会を設けることができました。
フカヒレと蟹のスープ的なヤツがSサイズで300バーツ。1000円くらいでちゃんとしたものが食べられるのならばお得でしょうね。フカヒレのほかに蒸したアヒルご飯的なヤツを注文。昼からはビールを飲まずに冷たいお茶みたいなのを注文しました。
お茶はいつも通り加糖。さっぱりしたの飲みたかったんですが。おそらく温かいお茶であればノンシュガーだったのでしょう。中国は冷たいものを飲まないんだそうです。常温かホット。冷たいものは体を冷やす、体を冷やすのは良くないという考えがあり冷たいものを飲まない文化らしいです。でも、このクソ暑いバンコクにいたら中国人だって冷たいもん飲みたくなるでしょう。隣にいた中国人、コーラ飲んでたし。
加糖が嫌だといいつつも、なんだかんだ飲んでいると砂糖入りのお茶もおいしく感じできております。なんだったらこっちの方が好きになっているかもしれません。暑い地域では甘いとかしょっぱいとか味が濃い方がよいのでしょうね。
こちらが本日のご飯です。アヒルを蒸したものがご飯にのっかってるヤツです。ごはんのそこに八角が効いた甘い汁。備え付けに茹で卵、ネギ、パクチー、キュウリ。肉が柔らかくておいしいです。味付けは中華というよりもタイっぽい感じです。全然中国っぽくない。
そして本日お目当てのふかひれスープです。ふかひれスープが1000円程度で食べられるんです。フカヒレがしっかりと入っているのが分かります。味付けは醤油だと思われます。出汁はそこまで強くなくしょうゆ味です。シイタケに味がしみ込んでおいしいです。でもしょうゆ味。
「フカヒレなんて春雨みたいなもんだよー」
貧乏舌にはフカヒレの味わいなんて理解できないんでしょうね。
フカヒレは食感を楽しむとかそういうやつなんでしょうか。まだまだその域に達しておらず、おそらく死ぬまで理解できないのでしょう。でも安い金額でフカヒレを食べられるのであればバンコクに来て中華を食べるってのもよいもんですね。中華料理は基本的にハズレがないので安心できます。そして東南アジアの味付けにちょっと疲れ気味のところに中華を挟むのはちょうどよいんです。和食もいいんですが中華もいいもんです。これでまたタイ料理を食べ続けることができます。
ヤワラートの近くには泥棒市場と呼ばれる場所があるそうです。しかし生憎の雨です。そのためそちらに行くのはまた今度の機会に。