車中泊をしてみて必要と思った寝袋とは?
もう気が付けば三月となってしまいました。だいぶ暖かくなってきております。
年あけて何度か車中泊もして山にも滞在していました。今年は電気毛布を購入したため、これで凌ぐことができました。
しかし電気毛布は電源を必要とします。私はポータブル電源を二台持っているのでどうにかこうにか凌げたのですが、一日でポータブル電源一つが空となってしまいます。道中シガーソケットで充電することで夜には満タンになるんですが、結構ぎりぎりの感じで運用しなければなりません。
充電できなければ電気毛布は使えません。
電気毛布が使えなければ凍えて眠るしかないわけです。
私はホームセンターで売っていた格安の寝袋を利用しています。適応温度は15℃。3月を過ぎれば十分な温度環境ですが、今年も年末には寒い季節になってしまうわけです。
このような記事をアップする時期ではないのですが、冬の寝袋に関してお話したいと思います。
アウトドアが趣味なのであれば寝袋の知識もあるのでしょう。しかし私は全く知識がなく、人生で初めて買った寝袋も、今使っているものです。小屋の改修のための資材を購入したついでに買っただけです。その時は寝袋の良し悪しも分からず、また利用温度というものがあるなんて知りませんでした。
夏用の寝袋、冬用の寝袋。
この二種類だけだと思っていたのです。
しかし実際はかなりの種類あるわけです。それも当然でエベレストなどの高山で使うものやキャンプ場で使うものまだ種類は様々です。
出来れば快適に過ごしたい。そのためいろんなサイトを見て回りました。
まず、夏用に関しては何も考えないでよいでしょう。夏場は寝袋を使わずにタオルケットだけで過ごしています。恐らく4月以降はそんな感じになるでしょう。必要になるのは11月~2月末です。この間に使用する寝袋を用意しなければなりません。
寝袋にはマミー型とレクタングラー・封筒型というのがあります。
マミー型はミノムシのようになって寝るタイプのヤツです。身動きがとりづらいという難点がありますが、密着しているため保温性が高いようです。
レクタングラー型は自由度が高く、ファスナーを全開にすれば掛布団や敷布団といった具合に使えます。ただ密着度が低いので保温性も低くなります。
私が利用しているのはレクタングラー型です。寝る前から足突っ込んで動画見たり自由度が確かに高いです。ただ15℃が適温です。先月は車内温度が10℃以下となった日もありました。電気毛布が無ければ耐えられない温度でしたね。
そして寝袋の綿の種類はダウンと化繊があります。
ダウンのメリットは暖かい、そして軽量という点です。ただ保管管理が面倒という点、そして値段が高いという点があります。
化繊に関してはダウンよりも暖かさは劣り、また重さも倍くらいになるようです。でも濡れに強く管理も楽、そしてお財布に優しいんです。
合わせると以下の四種類になるわけです。
・マミー型ダウンシェラフ
・マミー型化繊シェラフ
・封筒型ダウンシェラフ
・封筒型化繊シェラフ
私が買うのであれば、まずダウンを外します。理由は以下となります。
・ダウンは値段が高いから。
・ダウンは管理が大変だから。
・車に積んでおくため重さや大きさはそこまで気にしないから。
たしかにダウンの方が暖かいんだと思います。でもエブリイでエベレストを登ることもなく、雪山とかに行くこともありません。どれだけ寒いといっても恐らくマイナス10℃もいかないところです。それくらいであれば化繊で充分なのでしょう。また管理の部分に関して、私はずぼらな性格のため出来る限りメンテナンスフリーが望ましいわけです。当然化繊でもメンテナンスはしなければなりませんが、出来る限り面倒は避けたいものです。それであればダウンではなく化繊を選択します。
そして、別に持ち歩くこともなく、車につみっぱなわけです。寝袋を背負って登山をするという人は明らかにダウンのほうがよいでしょう。私はそんなことしません。軽い方がもちろん良いのですが、値段との兼ね合いで化繊で充分だと思います。
Amazonだと在庫切れしていてリンク貼れないのですが、アルファライトシリーズがちょうどいいんじゃないでしょうか。個人的にはこのシリーズの「アルファライト 1300EX」ってやつが気になります。化繊で取り扱いもしやすい。そして最低使用温度が-20度なんです。まぁそこまでの性能は必要なさそうなんで700Xで充分なんだと思います。でも1300EXは20000円ほど、700Xは17000円ほど。3000円の差で使用領域が大幅に違うのであれば1300EXのほうを選んじゃいますよね。
このような選び方って間違っているのでしょうか!?
やっぱり-20度とかになると暑くてしんどいとかなるんでしょうかね。でも大は小を兼ねるとも言いますし、暑かったらどうにかこうにかできるでしょう。
私には化繊が一番です。
車中泊で必要な寝袋とは、
管理が楽な化繊がいい。
0℃前後まで快適に過ごせる寝袋。
寝るために寝袋が必要なのですが、車中泊は寝る以外にも起きて動画を観たり、食事をしたり、パソコンを使ったりとするわけです。
恐らくキャンプの場合だと食事はテントの中ではなく外で食べることの方が多いのでしょう。極寒の地だとテント内で食べるのかもしれません。
車中泊の場合、外でたき火をしながら食べることはあまりありません(これまでしたことがない)。
極寒の地にもあまりいきません(行かないと決めている)。
そうなるとキャンプとは少し形式も変わるわけです。寝るための寝袋というよりも車内で暖を取るために必要な道具といった感じです。
それであればマミー型よりも封筒型の方が使い勝手がよさそうな感じがしてきます。
ここについては好みによってといった感じでしょうかね。
でも重さとか大きさとか車中泊であればそこまで気にしないため高価なダウンシェラフを買わなくても、安価なシェラフでも十分なわけです。
それでもやっぱり気になるのが以下の商品です。
最低使用温度が-30度とかなんです。これが事実なら冬場の車中泊は窓全開でも何も問題ないわけですよね。日本で-30度いくところなんて北海道くらいしかないですからね。でもダウンなんですよねー。私がもう少ししっかりとした人間であればこれを購入するのですが...。
シェラフメーカーは色々ありますが、イスカは日本のメーカーのようです。寝袋のメーカーって日本メーカーのものが結構あるみたいなんですよね。てっきり海外の方が主力だと思っていたのですが、案外日本人ってアウトドア好きなのかもしれません。日本メーカーって聞くと安心してしまいます(でも製造は中華ってものもありますが...)。
今年末は必ずシェラフを買い、快適な車中泊をしたいと思っています。