山林生活

金沢行くなら新潟か長野岐阜経由か?楽しい寄り道旅

金沢行くなら新潟か長野岐阜経由か?楽しい寄り道旅

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名古屋や大阪に行くときは東海道新幹線で、仙台に行くときは東北新幹線で行く。これまではこんな感じでした。しかし緊急事態宣言は明けたとはいえ感染者は変わらずおり、都内では毎日200人ちかい人が新型コロナウイルスに感染しているということです。そんなわけで“新しい生活様式”を取り入れるようになりました。

仙台までは車で行く。距離は400kmほどでしょうか。
これまで車で行く範囲は100kmほど。東名だと沼津、中央道は甲府、関越だと前橋、東北道は宇都宮、常磐道だと水戸あたりまでは車で行く距離。それより遠い場合は電車移動でした。コロナウイルス騒動になる前も北茨城まで行ったり、浜松まで行ったりしていましたがそれでも250km程度。400kmはかなり遠いのですがこのようなご時世です。とくに行った先でレンタカーを借りるのであればこちらから車で行った方が経済的です。車中泊もできるし自家用車で移動する方が勝手がよいわけです。
当然現地まで運転しなければならないのでその労力はかかってしまうのですが。
とはいっても400kmも250kmもさほど変わりませんでした。

そんな折に、金沢に行くこととなりました。
金沢は北陸新幹線が開通したことで行きやすくなりました。以前は越後湯沢で乗り換えて行くか、東海道新幹線で米原経由で行くか、どちらで行っても4時間ほどかかっていましたが北陸新幹線が開通したことで2時間30分くらいで行けるようになりました。以前よりも近くなったというわけです。

そんな近いんだたら車で行けるんじゃないか??

ということで金沢まで車で行くことにしました。
金沢までの距離はルートによって差がありますが400~500kmほどです。仙台よりもほんの少し遠いといった感じでしょうか。
ルートは大きく分けると3パターンあります。

1.関越、上信越自動車道を経由し北陸自動車道で金沢へ。
2.中央道で安曇野まで、下道を経由し北陸自動車道で金沢へ。
3.中央道、長野自動車道で塩尻まで行き、下道を経由して飛騨清見まで行き東海北陸自動車道で金沢へ。

距離が一番短いのは塩尻経由で行く3番です。約400kmほど。ただ長野から岐阜に抜けるためには山道を通らなければなりません。
2番は以前白馬に行ったときに使ったことがあります。安曇野から白馬に行き、そのまま北上すると北陸自動車道にぶつかるルートです。安曇野からの下道は長かったと思います。

おそらく安全かつ所要時間が短いのが1番なのでしょう。距離は約500kmほどです。関越道に乗ってしまえばあとはずっと高速道路です。距離はありますがこのルートの方が楽なのでしょう。

下道でのんびり行くというのも一興ですが、とりあえず金沢に行く目的は達成したいです。そのため行きは1番、帰りは3番で帰ってくることとしました。

とくに行きに関してはなにもありません。
このルートの嫌なところは都心から関越道までのアクセスが悪いというくらいでしょうか。外環をのばしているのでいつかはアクセスしやすくなるんだと思いますが、まだ出来るのは先の話。それまでは環八や目白通りなどの下道で行くか、遠回りにして美女木経由で行くしかないんです。群馬がいつまでも秘境扱いされるのはこれが原因でもあるような気がします。

道中面白いものを見つけたので買ってしまいました、

以前川崎堀之内の近くに住んでいたころ、風呂が故障したことがありました。でも川崎なら安心。お風呂屋さんがいっぱいあるからということで桶をもって風呂屋に行ったことがあります。
今後はこのケロリン桶をもって吉原あたりに出没したいと思います。

所要時間は8時間ほどでしょうか。関越乗ってからは7時間ほど。
横川サービスエリアにタリーズがあったので小休止、給油とトイレのために名立谷浜と有磯海のサービスエリアに立ち寄った程度です。給油は必要ですがお土産コーナーとか観てまわらなければ6時間くらいでつきそうです。
新幹線だと2時間30分。東京駅までの移動を考えると3時間ちょっと。時間は倍ですが、レンタカー借りたり返したりする作業もいらず、金券ショップで新幹線の優待券買って新幹線を予約する作業も不要ですからね。唯一、新幹線居酒屋ができないということくらいでしょうか。

現地ではお寿司食べます。近海五種盛り。回転寿司ですがネタがちゃんとしています。

さて、現地ではバタバタしていてとくに何も見ることも立ち寄ることもありませんでした。でもせっかく車で来てるんだから最終日はちょっとばかし寄り道したいと思います。行先は「千里浜なぎさドライブウェイ」です。

【砂浜道路】千里浜なぎさドライブウェイをサンバーで走る
【砂浜道路】千里浜なぎさドライブウェイをサンバーで走る

暑さから解放されています。むしろ寒い日が続いています。車中泊の旅に出た時は暑さで悩まされていたのに今は寒さに悩ま

こちらには以前車中泊の旅の時にサンバーで立ち寄りました。青い海、白い砂浜の上を走るサンバーを撮りたかったのですがあいにくの曇天模様。きったねー空の中で撮影することになってしまいました。

今回はギリギリ晴れといった感じでしょうか。

青い空?とは呼べませんがまぁマシな天候です。梅雨時期に行ったわりにはよい天候に恵まれました。
ただ天気がいいため人が結構います。平日だから空いていると思ったのですが車が多いです。

このように波打ち際に止めることができるんです。スタックすることもあるそうですが大丈夫「この車は四駆だぞ(パートタイム四駆)」なのでたぶん大丈夫です。
本当はここでゆっくりしたいのですが、これから東京に帰らなければなりません。行きは8時間ほどかかりました。帰りは下道が100kmほどあるためもっと時間がかかりそうな感じです。そのため早めに動きたいです。

と言いつつ千里浜なぎさドライブウェイを抜けた先にある「道の駅のと千里浜」で休憩をします。

これより南下して能越道に乗り東海北陸自動車道に向かいます。飛騨清見インターで下りて下道で長野の松本まで向かいます。山の中を通るので結構な峠道となりそうです。

というより富山の時点で不穏な雰囲気です。富山県の看板が薄汚れていておどろおどろしいです。
「これより先日本国憲法が適用されません」というような秘境に入る感じ。

実際は普通の峠道でした。
この道の隣に国道が走っていました。利用しているナビ派Mapfanです。カーナビ用ではないので距離が近い道を案内する結果、狭い道を紹介されることがあります。でもそれもドライブの楽しみの一つになるのでしょうね。

インターに入る前にガソリンを入れ、洗車もします。砂浜を走ったので塩害を防ぐ目的です。エブリイは防さび塗装を施していますが、一般道の海際を走るのと満潮時は海になる砂浜を走るのとでは全然“塩加減”も違うのでしょう。そのためここを走ったあとはキレイにした方がよいです。

洗車後天候が悪化。雨に降られました。洗車すると雨に降られるのはいつものことです。

高速を降りると天気も回復。道中「道の駅ななもり」というところがあったのでこちらに立ち寄りました。
このあたりは前にも来ましたが白川郷に立ち寄ったくらいで他は何も見ていませんでしたからね。けっこういろいろなものがある感じで楽しめそうです。

崇教真光の本部があるようです。車を止められなかったので本殿の撮影はできませんでしたが、ご立派な建物が建ってました。
真光様と呼ばれるやつです。仏教でもなく、神道でもない。
多くの新興宗教は何らかから派生したものが多いです。創価学会であれば日蓮正宗、オウム真理教であればチベット仏教。こんな感じで経典がもともとありそこから派生したものが多いです。真光様は独自路線のようです。宗教では多神教と一神教でわけますが、真光様は“一神教であり多神教でもある”という考えなんだと。

One for All, All for oneみたいなもんってことですね!

すごい気になる。
以前大阪の富田林に行ったときになんだかスゲーでかい塔があったので行ってみたところパーフェクトリバティーの大平和祈念塔というものでした。そのころはオウム真理教などの影響から新興宗教=悪という印象を持っていて、ここにいたら帰れなくなるんじゃないかと不安になった記憶があります。しかし実際のところは他の宗教と大して変わりは無いんだと思います。
たまたま新しかっただけで悪いように見られてしまうのでしょう。もちろん新しいということはまだ出来上がっていない部分も多いのだと思いますが。宗教もベンチャーはなかなか受け入れられないところがあるのでしょうね。
PLの方は大正に立教。真光は1963年。PLの歴史から考えると崇教真光はまだ新しい方なんです。しかも後継者争いで分裂、崇教真光となったのは1978年からなので立教42年ほどです。まだまだ若い宗教といったところでしょうか。

でも宗教は年数ではないんです。
例え新しくてもその教えが正しいのであればそれはすばらしいものなのです。

ちなみに崇教真光は入信すると手をかざすことで現代医学では治らない不治の病といわれるものを解消することができる素晴らしい能力を持てるようになるんだとか。信者に与えられるペンダントを介することで神の力を利用できるようになるそうなんです。お布施や奉納もあるようです。金額は信仰の深さを表しているのでしょう。信仰の浅い人には神の力は手に入れられないのでしょうね。

ここに立ち寄ってたらいろんな意味で帰れなくなりそうなんで先に進みます。
でもいつか、こちらには足を運びたいと思います。

少し走ると気になる看板を見つけたので立ち寄ってしまいました。高山駅の東側にある古い町並みというところです。

このあたりは白川郷と同じで空襲の被害が少なかった、もしくはなかった地域だったのでしょう。そのため古い町並みがそのまま残っているんだと思います。飛騨の小京都と呼ばれているんだそう。
〇〇の小京都という触れ込みは大体クソなんですが、飛騨はよさそうな雰囲気です。

忍者が近づいてきて「おぬしにこれを授けよう」と言われ絵巻物をもらいました。中身見たらチラシでした。
さんまち通りと呼ばれるところでここはいわゆる観光地のような場所みたいです。

これまで飛騨高山あたりに興味がなかったのですが、真光様や飛騨の小京都などを見ているうちに、またこのあたりに来てみたいと思いました。それもこれも下道を通ったからわかったことです。日本の旅も案外悪くないんです。

この手の街並みを観てまわるというのも楽しそうですね。
東北の方に車中泊の旅に出たいので北国のこういうところを周りたいですね。本当であればGoToトラベルキャンペーンを利用したいと思っていたのですが、今の状態で北国に旅をするのは他県に迷惑をかけることになるのでしょう。東京は除外されました。私神奈川県民なので除外はされていないものの地方の人から見れば神奈川も東京も差して変わらないんだと思います。
青森のむつ市の市長が言うように地方と都内とでは医療格差があり、感染拡大となれば医療崩壊する恐れもあるわけです。しかも地方は高齢者の割合も多いですからね。観光業も救いたいが、来てほしくないというのが本音なのでしょう。岩手も現在感染者ゼロですが、人を入れればそのリスクは高まります。穢れた東京人は帰れってことなのでしょうね。エンピーバリアも発動したくなる気持ちもわかります。

地方の観光業にお金を落とせて安い金額で宿泊できる、そして新型コロナウイルスによって暇な時間があるので車中泊の旅のチャンスだと思ったのですが、北国巡るのは無理っぽいですね。この旅については色々考えてみて“新しい形式の旅”を見つけていきたいと思います。

都内から石川県金沢市まで車で往復してみました。下道を使った方が距離は短いです。道中色々なところに立ち寄ったので走行時間はわかりませんが、上信越自動車道経由で行った方が早いですね。下道は信号は少ないですが峠道です。トラックも多く走っており、詰まるところもあります。そしてここんところの大雨によって通行止めになっているところも。
道すがら色々なところを観てまわるという点では下道の方が楽しめそうですが、移動だけを考えるのであれば高速道路を使うほうがよさそうです。

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