【会津若松】白虎隊?戊辰戦争?そんなことよりキャバクラビル!
本日の宿泊地は会津若松です。ホテルは駅前のところにチェックインしました。スーパーで買った弁当を食べ、これより街を散策したいと思います。
会津若松は駅前よりも少し離れた場所が繁華街となっているようです。駅前にはスーパーがありビジネスホテルがあります。
でも駅前からすでにあるガールズバー。このあたりは出張で来た人が立ち寄るのでしょうね。まだオープンする時間ではないのでシャッターが閉まっています。駅前には数店舗しかありません。これより歩いて繁華街に向おうと思います。
繁華街に向かうまでの通り。だいぶ静かです。まだ19時前ですがシャッターが閉まっています。
煌々とネオンの光が灯ります。韓国スナック、エステ、マッサージ。日本のスナックの看板とは少し様子が違います。これが文化の違いってやつなんでしょうかね。節操ない感じが素敵です。
会津若松の昔の繁華街は大町や七日町だったそうです。七日町には料亭や旅籠などもあり磐見町遊廓もこのあたりにあったんだとか。
現在の会津若松はここより東側の栄町の方が栄えています。
全然マナーが守られていない。伝言板があればXYZと書くやつがいると思ったのですが流石に若い人はかかないようですね。でもこういうのに落書きをするのはどこでもいつの時代でも変わらないのでしょう。
このあたりも戊辰戦争の跡地があるそうです。藩士の落書きがあるんだそう。先の落書きも後世にこんな感じで観光地になるのかもしれませんね。
野口英世が若いころに過ごした医院が資料館になっています。ここで医学の道を目指したんだとか。多感な青春時代をすごしたとのこと。磐見町遊廓がそばにあるようなところで過ごしたってことはまぁ行ってるんでしょうね。野口英世だって利用している性風俗。なんも後ろめたいことはないんです。
このあたりが会津若松の中心地。中心地ですが日が暮れると人は少なくなります。東北の地方都市なのでもっと寂れた感じをイメージしていたのですがメイン通りはキレイに整備されています。この通りの東側が現在の歓楽街となっています。
美しい店構え。スーパーの弁当ではなくこの手の店に行けばよかったと後悔。多分いい値段でしょう。でもおいしいでしょうね。見た目がかなり老舗っぽいところです。
初日からウナギ食べて散財するのはちょっとしんどいです。グッとここはこらえます。
恐竜ビル。如何にもスナックビルといったところです。だいぶ韓国に占領されています。
こちらにも少女時代が。会津若松で二軒目です。多分同じ人が経営者なんでしょうね。
狭い路地の中にあるスナック。風情があります。この手の街並みは都市計画により消えつつあります。新宿西口にあるしょんべん横丁も以前火災がにあり一部が取り壊されました。その後あの場所にビルを建てる話も出ましたが、地権者との折り合いがつかないのか立ち消えてしまいました。会津若松も小さな店舗がひしめき合っていて権利関係も複雑そうです。一つにまとめてビルにした方が使い勝手もよさそうですがこのような場所にスナックやキャバクラのビルを建てても品が悪いしよくないですよね。これくらいがちょうどよいんだと思います。
キャバクラビルあるし!なんだったら歌舞伎町より下品。
遠目から見たらパルコ的な店だと思ったんですが全然パルコではありませんでした。
ここまで突き抜けていると清々しいです。大体この手のスナックビルは黒が基調となって白文字で店名がかかれているだけ。キャストの写真などは載せずに値段だけ表示。なんだったら値段も載せずどのような店なのかすら外観からはわからないところが多いですが、会津若松は明瞭会計でどんな店なのかが誰にでもわかる看板。下品というのは否めませんが、この節操ない感じがやっぱり素敵すぎます。
白虎隊?戊辰戦争?そんなことよりpatioにおいでよ!
敷地内にある自販機には「お嬢様聖水」が売っています。オプション付けなくてもここで買えるスタイル。このお嬢様聖水が発売されたときに一度購入したおことがあります。紙コップに入れたらまさにソレと一緒。泡立つ黄色い液体。このお嬢様は糖尿病だったようです。本来であれば女性の美を追求する飲み物だったのに、いつしかそういったプレイが好きな人に好まれるように。キャバクラビルの自販機で売っているのはキャストのためなのか、はたまた特殊な性癖の男性のためなのでしょうか。
チャイナ、コリア、フィリピン、タイ。会津若松にいても海外旅行が楽しめる状態です。そんで会津若松の人はマッサージが好きなようです。なぜか裏路地にひっそりと店を構えるマッサージ店。
アジア勢に押されつつありますが、空き店舗も結構目立ちます。ビルごと潰れてるっぽいところもあったり、入居者募集の張り紙があるところも。
こちらも丸ごと潰れているっぽいです。
手狭なので土地の買い手がいない。壊すのにもお金がかかる、壊せば固定資産税が高くなる。そのため朽ちた状態でそのまま放置しているのでしょう。地方ではこの手の建物を目にします。
飲酒運転が罰則が重くなり、酒飲んで運転する人はかなり減りました。それは良いことですが、車社会の中にある飲み屋街はこれにより収入が減り潰れたところも多いのでしょう。そもそもお酒を飲むという習慣が減りつつあります。飲み屋街は縮小し、借り手も少ないためこの手の空き店舗や放置店舗が目立っています。日本は土地が狭いといいつつこんな感じで余っている場所は多くあります。これを上手く利用できれば地方活性化もするのでしょうが、誰もやらないんでしょうね。地方も小さな店舗よりも集合ビルにした方が効率が良いのでしょう。風情ってのはなくなっちゃいますが。
会津若松まで来る道中、こちらのビルに入居するスナックの看板を目にしました。会津若松から車で10分くらい山を登ったところに東山温泉街というのがあります。そちらには芸妓置屋があるそうなんですがそこに所属する東山芸妓がここのスナックで働いているんだとか。料亭に行かずにスナックで芸妓とお話ができるっていうのはいいですね。未だお座敷遊びの経験はありません。死ぬ前には一度経験したいです。これはコロナ明けに再アタックですね。
メイン通りの反対側。七日町です。こちらが遊廓のあった地域。現在はその手の店は無く、古い町並みを味わえる地域となっています。
会津若松についたのが夕方。日中であれば色々見れたのでしょうが何も見れずでした。見れたのはケバイスナックビルと怪しい狭い路地。この光景が見れるのは今だけかもしれません。会津若松に来たときは是非立ち寄ってみてはいかがでしょうか。