山林生活

大内宿、鶴ヶ城。会津若松は見どころいっぱい

大内宿、鶴ヶ城。会津若松は見どころいっぱい

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これより東北の旅を始めます。詳しいルートは決めていませんが、太平洋側を北上して青森まで行き、帰りは日本海側を通る反時計回りのルートで行こうと思います。
宇都宮とか日光、水戸とかも回ろうと思ったのですが都内から100km程度の場所で何だかんだで行くことも多い場所。そもそも栃木も茨城も東北ではなく北関東。行くべき場所は福島、岩手、青森、秋田、山形です。一日一県のペースで回れれば5日間で制覇できます。そんなわけでまずは福島へ行きます。

【湯船から墓場まで】小名浜のソープランドは社会福祉が整っていた
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小名浜に来ております。 小名浜は東日本大震災で被害のあった地域です。 津波被害はそこまで大きなものではな

いわきや小名浜など海沿いは以前行きました。
双葉町や南相馬も行ったことがありましたが福島の内陸にはあまり行ったことがありませんでした。そのため会津若松方面に行きたいと思います。ただ会津若松の前にちょっと気になるところがあったのでそちらに立ち寄ります。白川インターチェンジを降りて国道289号線を北上。峠道を越えていきます。

着いたところは大内宿という宿場町です。

東海道五十三次のときに宿場町を巡りました。実際50か所くらいしか巡っていませんが色々見てきました。

【ハイブリッド東海道五十三次】石薬師宿から土山宿へ
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スーパーホテルの朝食は現在バイキングではなく弁当を配布しています。食堂ではなく、部屋で食べれます

ほとんどの宿場町が原形をとどめていませんでしたが三重県亀山市にある関宿は宿場町っぽい雰囲気のあるところでした。
今回立ち寄る大内宿も昔の雰囲気のある町並みのようです。

こちらの宿場町は日光と会津若松を結ぶ要所だったそうです。

宿場町は先の大戦では重要拠点でもあったわけです。そのため空襲の対象となり宿場町はほぼ戦火に見舞われたようで原形をとどめているところは少ないです。そもそも明治・大正のころの建屋をそのまま残しておくよりも新しく立て直す方が管理も楽です。日本家屋はヨーロッパ建築と違い木材でできています。石材に比べると劣化に弱く長持ちし辛いです。

それでもこれだけ形が残っています。ただどうも残った宿場町ではなく作られた宿場町のようなところのようです。

現在はすべて茅葺屋根となっていますが1970年代ころはトタン屋根に変えたりして近代化を目指していたんだそう。その当時は茅葺屋根は古い建物でみすぼらしいという印象があったのでしょう。誰も昔の家屋を好まず新しくし、道路も舗装したそうです。
1980年代に入り重要伝統的建造物群保存地区に指定されたのを皮切りに街並みの保全活動が始まったそうです。トタン屋根だったところを再度茅葺屋根に戻し、アスファルト舗装した道路も土の道に戻したそうです。電柱無電化をして昔の宿場町っぽい雰囲気になったそうです。

来客者は年間で80万人程度。大内宿は周りに何もないところです。ここに住んでいる人の生活は観光産業で成り立っているのでしょう。

大内宿の名物は「ねぎそば」というもの。箸の代わりにネギを使って食べるんだそう。由来はあるようですがどうも後付けな感じ。観光地として発展させるためにはほかにはない名物が欲しい。そんなわけでどうにかこうにかひねり出した名物が「ねぎそば」だったんでしょう。

カンボジアからタイへ。バスで行く陸路国境越え
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朝6時です。バスは7時45分発のようですが、一時間前に迎えに行くという話。つまり6時45分に迎えに来るよ

食べ物を箸代わりにして食べる。前に海外に行ったときにチャーハンをキュウリで食べたことがあります。あれも名物になる日が来るのかもしれません。

食事はサービスエリアですでに済ませてしまったので「ねぎそば」はまた今度。

大内宿の本陣が資料館となっていたのでそちらにも立ち寄りました。入場料は250円。中は大内宿の成り立ちと、むかしの生活の様子を伝えるための生活用具や農工具などが展示されています。
室内は白川郷で見たのと同じです。日本家屋のつくりは大体こんな感じなんでしょう。ただこちらは本陣なので一般人の住む家とは少し様子が違うと思います。

室内はリアルで薪をくべて囲炉裏で焚いているため10分くらいしか滞在していませんでしたが煙臭くなりました。

ねこ。全然こっち向いてくれない。

大内宿に来るまで峠道を結構登ってきました。このあたりはかなり雪が残っています。東京を出るときは15℃以上の気温でした。ダウンジャケットは不要と思っていたのですが青森まで行くので持っていくことにしたんです。車だから多少荷物が増えても問題ありません。不要と思ったダウンジャケット、福島の時点で必要でした。これからどんどん寒い地域に行くんですよね。自ら寒いところに行くなんて考えもしませんでした。

大内宿を出たのは14時。これより会津若松に行き会津城をみてその辺で本日は宿泊したいと思います。

大内宿から会津城までは30kmほど。到着まで一時間もかかりません。もう夕方ですが明日も移動があります。そのため本日中に観光を済ませ、明日はすぐに会津若松を出て北上したいです。そのため閉館間際に立ち寄りました。

若松城、地元では鶴ヶ城と呼ばれているそうです。
その歴史は古いのですが有名なのは幕末の戊辰戦争のころでしょうか。

全然興味がないんで城を見てもなんも感じない。

色々な歴史があるんだと思います。大河を見たり、歴史を学んだりすれば面白いのでしょう。しかしテレビを見ることもなく小説や史実に触れることもない。学校で習う歴史は暗記問題としてしか記憶していない。博識ならぬ薄識な身にとってはこのような城を見たところで何も感じません。

だってこれ、レプリカでしょ??

舞浜にあるシンデレラ城と一緒。たしかにそこに城が建っていたのかもしれませんが現状はレプリカを建てただけの存在です。現存しない城なんです。
階段でしか登れないスタイル。バリアフリーではありません。エレベーターを設置して障碍者にも優しいユニバーサルデザインの城を目指すべきでしょう。

城内は出土品や古美術品が展示されているので撮影禁止。唯一天守閣の最上階であれば撮影ができるだけです。

見晴らしの良いところではあります。

城も見たのであとは会津若松の夜の徘徊をしたいと思います。

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