山林生活

盛岡飲み屋街散策。白龍のじゃじゃ麺を食べる

盛岡飲み屋街散策。白龍のじゃじゃ麺を食べる

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日が暮れたので夜の散歩に出たいと思います。

盛岡駅前は栄えていますが、中心地はここより少し離れたところです。ほかの地域同様に鉄道は中心地より少し離れた場所に敷かれました。盛岡の中心地は駅から1kmくらい離れた場所にあります。歩けない距離ではないのでのんびり歩きたいと思います。

盛岡駅から繁華街に向かうためには北上川に架かる開運橋を通らなければなりません。この橋は通称「二度泣き橋」と呼ばれているんだとか。盛岡の中心地は橋の向こう側となります。都内から転勤で盛岡に来た人はこの橋を渡らなければなりません。地方に飛ばされ、この橋を渡れば帰ることができない。「point of no return」の場所なんです。渡れば帰れないとなるため泣いてしまいます。
でもそれから月日が経ち帰れないと覚悟したのに何らかの事情で都内に戻れることになったとき、またこの開運橋を渡らなければなりません。今度は盛岡から離れなければならない。その時に涙するわけです。つまりこの橋の先には帰りたくない何かがあるってわけです。

この道が盛岡の目抜き通り。仙台に次いで栄えているため人も多いです。現存はしませんが近くには盛岡城跡があります。つまり城下町ってことです。

少しわき道にそれるといかがわしい店が多数あります。現在の歓楽街はこのあたり。キャバクラなどの接客が伴う店、性風俗店もこの辺に集中しています。

1911年に竣工した岩手銀行の行舎。
先ほどまでの街は現在の中心地でしたがこれより過去の中心地に向かいます。

飲み屋街というより地元の人たちが使うアーケード街みたいなところ。このあたりは盛岡八幡宮を中心に栄えたところで現在も参道の周りにはお店があります。このアーケードも昔ながらの商店街ってところでしょうか。

肴町、生姜町というところで昔は鮮魚や乾物などを扱う店が多くあったそうです。昔は栄えていて遊里と呼ばれる地域もあったのでしょう。

盛岡遊廓の血を絶やさずに生き残る店。市内ではこの一店舗しか残っていないそうです。これは日本昭和遺産(有形・店舗型)に認定されるべきところです。

こちらは盛岡八幡宮に続く参道。だいぶ静かな感じです。

参道の途中にある飲み屋街。新八幡街。レンガ造りで当時はセンセーショナルだったんでしょう。一周回って今でも新しい雰囲気があります。

でもかなりくたびれている様子。飲み屋が開く良い時間帯ですが閉まっているところがほとんど。そもそも人が歩いていません。

このあたりは花街だったようで料亭や旅館、置屋があるような場所でした。町名は八幡様があるため八幡町。この地域は通称・幡街(ばんがい)と呼ばれ芸者は盛岡芸妓と呼ばれていたそうです。
澤田屋は料亭としてこのあたりで営業していたそうです。現在は「さわだやビル」となって当時の面影を残しているんだそう。ぜひ明治や大正のころの盛岡にあった花街の雰囲気を味わいたいですね。その面影、見てみたい!

これが当時の面影!スナックビル。

明治時代から地方のスナックってこの雰囲気だったんでしょうか。外観に面影があるわけではなく名称に面影があるだけでした。

せっかくなんで八幡宮でお参りをしてきました。
お参りも済ませたのであとはホテルに戻るだけですがせっかくここまで来ています。

やっぱり盛岡三大麺を食べなきゃでしょうね。冷麺を食べてから三時間ほどしか経っていませんがじゃじゃ麺くらいであれば食べられるでしょう。
三大麺は冷麺、じゃじゃ麵、わんこそば。この中で外すとしたらわんこそばでしょう。わんこそばって量を食べるんです。若いころに食べたのですが100杯食べることができず(100杯食べると賞状がもらえる)。年老いたら当時よりも食が細くなります。さらに三時間前に冷麺を食べているんです。

そもそもわんこそばって、蕎麦でしょ?

そこまで美味しい蕎麦のイメージがないんですよね。食というよりはアミューズメント感覚。今の腹具合を考えるのであればじゃじゃ麺でしょう。

本日伺ったのはじゃじゃ麺発祥の店白龍(パイロン)というところ。ランチ時は行列ができるほどの人気店です。
こちらの先代、高階貫勝氏が満州で食べたものをアレンジして作ったのが盛岡じゃじゃ麵なんだとか。

宇都宮餃子も満州に駐留していた師団の人が作ったのが始まり。仙台牛タンもアメリカ駐留軍が残した牛タンと牛テールを使用して作ったのが始まり。戦争は壊すだけではなく新しい文化が出来ることもあるようです。

とりあえずビール。
岩手県盛岡市にあるベアレン醸造所というところがつくるクラフトビールです。苦みがあってすっきりした味のビールでした。

こちらがじゃじゃ麺です。うどんのような小麦粉麺にキュウリ、ネギ、しょうが。その上に肉みそが乗っています。食べ方はこれをぐちゃぐちゃに混ぜて食べます。

見た目がかなり悪いですが味は美味しいです。味噌の甘みとショウガがマッチします。じゃじゃ麺はこれを食べて終わりではありません。麺を食べた後に「ちいたんたん」なる食べ方があるんです。

これが「チータンタン」。たまごを入れてお湯でふやかしたもの。相変わらず見た目が悪いですが固まった肉みそを溶かしながらスープを飲みます。残った具材を全て食べられる。店の人も洗い物が楽になる。一石二鳥の食べ方です。

都内ではなかなか食べられません。以前新宿にじゃじゃ麺屋があったのですがすぐに潰れてしまいました。世田谷の上馬の交差点近くにも以前あったのですがすぐに閉店してしまいました。人気出そうな味なんですけど東京だと生き残るのは大変のようです。

今日はちょっと食べ過ぎました。美味しいものがあるとついつい無理してしまいます。少し寂しいですが盛岡はこれで終了。また別の機会に訪れたいですね。明日は八戸に向かいます。

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山林

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