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【靖国神社】また、九段で会おう。靖国参拝してきた【右寄り】

【靖国神社】また、九段で会おう。靖国参拝してきた【右寄り】

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今月の22日に天皇陛下の即位式が行われます。祝賀パレードが都内で行われること、各国の要人が即位の儀に参加するため道路の規制などがあるのでしょう。紀元前660年から126代まで続く天皇家。日本の皇室は世界最長の歴史があるわけです。どこの国も戦争などにより国破れ、王朝が滅びそして再生を繰り返してきました。お隣中国は4000年の歴史がありますが、中華人民共和国としては建国70年です。日本は2500年以上日本のままなのです。2500年については信ぴょう性が疑わしいところもありますが、史実をベースに考えたとしても1500年続く王朝です。“エンペラー”を名乗れるのは世界でも天皇陛下だけです。そのような高貴な方がいる国に産まれたことを誇りに思います。

このような感じで話すと「右寄りだ」という意見も出てくるのでしょう。政治的な話をブログでするとめんどくさい人たちに絡まれるのでそういう話は基本的にしません。そもそも私には政治が分からぬ人です。語ったところで一切建設的な話もできないのでしょう。どちらにしても私はどちらかに傾いていることはありません。中立な思想の持ち主です。それでも天皇陛下には敬意を払うのは日本人として当然のことだと思います。日本の代表であり象徴なわけですからね。それを右翼だどうだというのはちょっとおかしいと思います。

九段下に来ております。所用があり立ち寄りました。九段下には東京法務局があります。登記などで頻繁に来ていた時期もありました。それ以外ではとくに用事がある場所でもありませんでしたが、上野や秋葉原、浅草方面にバイクで行くときは必ず通る場所でした。とはいっても通り過ぎるだけなので立ち寄ることもなかったのですが本日は電車で来たので周りを観てまわることができます。そして九段下と言えば靖国神社でしょう。

これまで伊勢神宮をはじめいろいろな神社にお参りをしてきましたが、ずっと靖国神社だけは行けていなかったのです。内堀通りから靖国通りにぶつかったところで右折して神保町方面に抜ける際に必ず目に入る靖国神社でしたがずっと立ち寄らずでした。所用がなければここに来ることもなかったのでしょう。ついでに立ち寄ったというのはかなり失礼なのですがせっかくだからお参りしたいと思います。

そんなわけで、お国のために戦った英霊たちを拝みに来ました。

やっぱり右寄り!

他の神社とは若干様子が違います。どうやら靖国神社は一般的な神社とは違うようです。一般的な神社は神社本庁(伊勢神宮)を本宗とし、そこに加盟しているわけですが靖国神社はそれに加盟していないそうなんです。加盟していない理由は神社本庁と靖国神社の総意のもとのようです。「靖国神社は日本国の護持の神社であり、いつかは国に返すべき」ということなんだとか。イメージとしてはフランチャイズ契約していないけども“神社”というブランド名を名乗れるといった感じなんでしょうか。
それよりも警備がやばいです。大きな神社では大体警備員が配備されているものです。中には変な輩が現れることもあるから自衛のために警備員を置いているのでしょう。靖国神社は警察が普通に警戒しています。しかも手には警棒を持ったままです。普通のお巡りさんは警棒は腰につけたままですが、靖国神社にいるお巡りさんは常に臨戦態勢です。昔でいえば抜刀した状態で警備しているのです。それだけ予断を許さない場所ってことなんでしょうね。

警察は数十メートルおきに配備され、警察の目が届かないところは無いといった感じです。敷地内以外にも靖国通り沿いも巡回しています。まぁ敷地に落書きしたり火をつけたりする人もいたり街宣車が集まってくることもあります。物々しい雰囲気になるのは仕方ないのでしょう。本来神社とは神聖なところのはずなんですけどね。やはり武人を神とする靖国はちょっと毛色が違うんでしょうね。

ぶっちゃけると誰が神様だからとかそういうので神社選びをしたことはなく、ただ単に有名だからとか雰囲気が良い感じだからとかでしか選んでいません。そもそもこれまで行った神社が何の神様が祀られていたかなんてさほど気にもしていませんでしたからね。私の信仰心はその程度なんです。
靖国神社は戊辰戦争後、国のために戦った戦没者を祀るためにできたそうです。その後は日清戦争、日露戦争、太平洋戦争で亡くなった軍人を祀りました。その辺とかあまり気にしません。そこにA級戦犯の人が祀られていたとしても気にしません。神様がそこにいるから手を合わせるだけのことです。

靖国神社行ったオレスゲーをやりたいだけなんです。

御朱印をもらうのも道の駅のあるスタンプを押すのと同じような気持ちです。お参りをした証として御朱印をもらうというよりも御朱印をもらうためにお参りしたという感じでしょうか。このように罰当たりな人間なんです。

靖国は今年で150年を迎えるようです。神社としては比較的新しい部類に入るのでしょうかね。でも抱えている問題はほかの神社よりも大きいです。天皇陛下も参拝できない、政治家がいけば批判が起きる。今後もこの問題は続くのでしょうね。ちょっと特殊な神社であり「靖国神社に参拝した」と言えば色眼鏡で見られるかもしれませんが一度くらいは行ってもいいと思います。参拝客の中には外国人も多くいました。世界でも特殊な宗教施設ですからね。特に桜の季節は人の往来も激しいのですがよい景色が見れるのではないでしょうか。それくらいの季節に来るのがよさそうですね。

次会うときは九段の桜の下で。

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