山林生活

【断捨離】不要な診察券、名刺、ポイントカード。何を捨てて何を残すか

【断捨離】不要な診察券、名刺、ポイントカード。何を捨てて何を残すか

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旅行の際の荷物は出来るだけ少なくしたい。
同じホテルに滞在しているのであれば荷物を持ち歩かなくて済みますが、移動する旅の場合ずっと荷物を持ち歩くことになります。スーツケースは空港など整備されているところであれば運びやすいですが、街中では重荷となります。そのためリュックなど背負って荷物を運ぶ形にしてあります。これであれば両手は塞がらず、体全体で荷物を支えるので負担は少なくなります。

でも一番は荷物を極力減らすこと。無駄なものを持っていかない。
最低限のモノだけにする。このようにミニマリスト旅行者を目指してきました。それが今では旅行だけでなく日常にも浸透しています。

いつ死ぬかわからない。立つ鳥跡を濁さずで、死ぬときはスムーズに死にたい。遺品整理はできる限り簡単にできるように。
そんなわけで不要なものをどんどん捨てています。

数年使っていないものはゴミ。
卒業アルバムなどの思い出は心の中にしまっておけばよい。よってゴミ。
重要書類以外の書類はPDF化すれば全部捨てられます。書類はゴミ。

こんな感じでどんどん捨ててます。
そして「捨てるものは何かないだろうか?」と捨てられるものを探すようになりました。

名刺やポイントカード、診察券の類です。
名刺ホルダーにしまってありました。これが3冊あります。

社会人となればなんだかんだで名刺交換をすることも。社会に大して出ていなくても名刺をもらう機会があります。
91×55mmのサイズ。そこまで大きくはないのですが溜まればかさばります。名刺ホルダーにどんどん溜まっていくわけです。

ではもらった名刺を利用するかというと使うことがほぼ無いのです。やり取りをする相手であれば電話帳に登録したり別形式で情報が保存されているので名刺を見返すことがありません。

名刺ホルダーは名刺を捨てるゴミ箱だったんです。

名刺が無いと困る日がいつか来るかもしれない。緊急で連絡を取らなければならない日が来るかもしれません。ビジネスチャンスがあるかもしれません。
でもこの「かもしれない」でゴミをずっと持っておくのが嫌なんです。というわけで名刺はすべて捨てます。その代わりすべての名刺をデータ化します。写真撮って保存しておけば良いんです。
データにしておけば必要な時に取り出せばよいわけです。

最初は取っておく名刺、捨てるか悩ましい名刺、不要な名刺で分けたのですが、全部データ化すれば済む話。
必要なのは名刺ではなく書かれてある情報です。所詮名刺ってのは情報がかかれている紙切れに過ぎません。データを抽出した後はポイでよいでしょう。

さて、次は診察券やポイントカードです。

「Tカードはお持ちでしょうか?」
「PONTAカードはお持ちでしょうか?」
「Dカードはお持ちでしょうか?」

買い物にいくと毎回聞かれるポイントカードのアレ。実はすべてのカードを持っています。
Dカードはドコモユーザーなので持っています。PONTAカードは以前住んでいたところの最寄りのコンビニがローソンだったので作りました。Tカードは20年前に作り一度失効しましたが、再度新宿のTSUTAYAを利用する際に作成しました。
昔はポイント貯めようという気概もあったのですが、ポイントカードが増えると財布がパンパンとなり、いつしか持たなくなりました。今では財布すら持ち歩かなくなったわけです。

最近ではモバイルポイントカードも増えました。Dカードもモバイルポイントカードがあるようですね。
ホームセンターのカインズもモバイルポイントカードがあり一時使っていたのですが、買い物するたびに立ち上げてバーコード読み取らせる作業がめんどくさい。そのため使用しなくなりました。
唯一使っているのはヨドバシのモバイルポイントカードくらいです。ネットでも利用できるし還元率が10%ですからね。ほかのポイントは1%くらいの還元率です。1年間100万円使えば1万ポイント貯まります。塵も積もれば山となりますが積もらせる作業がめんどくさい。
というわけでポイントカードもポイです。そもそも最終利用日から一年以上経つとポイントが失効されるものばかり。今手元にあるポイントカードは全てポイントが失効しているんでしょう。失効していなかったとしても大した金額ではないでしょう。

残りは診察券です。新宿に住んでいた期間が長かったため、新宿界隈にある病院の診察券が大量にあります。基本的にかかりつけの病院ってのがありませんでした。そのため何か身体にトラブルが起きた時、その日すぐに診療できる病院に電話する形にしていました。その結果毎回違う病院にかかっていたのです。内科、皮膚科、整形外科、眼科、歯科、脳外科。狩猟免許を取る際に精神科にも受診。
ほとんどが一度受診して薬をもらって終了のところばかり。これらの診察券も不要でしょう。もしかしたらまた診察するかもしれません。その時は再発行すればよいんです。どの病院も二年以上行っていません。中にはすでに閉院したところもありました。診察券もかかりつけのところと大病院以外は不要。ほとんどの診察券は捨てることに。

でも、こちらの診察券。捨てるのを躊躇いました。
こちら何科なのかというと性病科の診察券となっています。

現在ここの病院は問題を起こしたため厚生省より保険医の登録の取消の行政処分を受けています。ネットで「新宿セントラルクリニック」で検索をかければ情報がヒットすると思います。行政処分の理由を要約すると診療データ改ざん、不正請求を行っていたため。

性病科に行く人のほとんどがのっぴきならない事情を抱えています。本来出血しないところから血が出たり膿が出たり。人生のおわりのような感覚になります。藁にも縋る思いで性病科の門を叩くわけです。診察してくれる医師は神であり、神のお告げを聞くしか治す方法はない。そのため提示された治療および投薬を受けるわけです。

医師「クラミジアですね。抗菌薬処方しますので飲んでください。」

こう言われたら、「ボクはクラミジアに感染したんだ。でも先生の言うことを守れば治るんだ」ってなりますよね。

でもその先生の言うことが嘘だったら果たしてどうでしょうか。
この病院では嘘の診療が行われていたんです。クラミジアではない患者にクラミジアと診断し不正に投薬報酬をもらうため診療データを改ざんしたというもので、患者から訴えられました。

性感染症にかかっているとのうその診断をされ、不要な治療を受けさせられたとして、東京都内の60代男性が、新宿区の診療所「新宿セントラルクリニック」の男性院長に約210万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が4日、東京地裁であった。森冨義明裁判長は「院長は、わざとうその診断をした」と認め、院長に25万円の支払いを命じた。

これは一部の判決で複数人から訴訟をおこされているようです。
そして警察の捜査により詐欺罪で院長は逮捕されたそう。そんな事件が以前あったわけです。

このクリニックの診察券が手元にある。つまり受診しました。
のっぴきならない事情があったわけです。ちなみにクラミジアと診断を受けたのは苦い思い出。

ん!?もしかしてアレ、嘘だったんじゃないでしょうか??

実は性病ではなかったんじゃないだろうか。そう思ったわけです。

「過去に性病科を受診し、そこで性病と診断された」ここは紛れもない事実で過去は変えられません。

でもどうでしょう。この診察券を持っていれば「あれは嘘の診断だった」となるわけです。
この先「性病に罹ったことはありますか?」と聞かれても「医師からは性病と診断されましたが...」と言いながらこの診察券をチラ見せさせれば、「あ!この人は性病じゃないのに性病と診断された可哀そうな人」となるわけです。

つまりっ!!数えない!カウントゼロ!圧倒的、ノーカン!

この診察券があればあの時「ボクのちんちんイタイイタイ」だったこともなくなるわけです(痛かったけど)。

というわけで他の使える診察券はすべて破棄し、廃院したクリニックの診察券だけ大事に取っておくことにしました。
だいぶ捨てたので綺麗になりました。

他に捨てるゴミ、ないですかね。

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