山林小屋を放置していると朽ちてダメになるらしいです。
久しぶりの山林滞在です。日帰りでは来ていましたが、荷物を運んだり、井戸を修理したりとあまり周りを見ていませんでした。今回は連日滞在するため、色々と見て回ろうと思います。
まずトイレです。
トイレといっても穴を掘っただけ。
小屋暮らしをしている人はコンポストトイレを作ったりしているみたいですが、私はそんな面倒なことはしません。
オープンスタイルです。
ウンコする自由です。穴を掘り、そこでして穴を埋める。それを繰り返すだけです。気が付けば私の分身はそこら中に埋まっているわけです。大地に栄養を与え、木々が育ち、そしてまた私がそれを摂取する。これこそがリサイクルってやつです。
しかし、穴も放置しているとこんな感じで草木に囲まれてしまうんですね。滞在するためには多少トイレっぽくしなければなりません。トイレに関しては色々と考えた結果、このままオープンスタイルで継続したいと思います。ウンコすることにお金をかけたくない。そんなお金があるんだったら別のことに使いたいです。500坪も土地があるんだからこんな感じで穴掘って埋めても被害はないでしょう。一応私は過去にどこに埋めたか記憶してますので「掘ったら臭かった」ということにはなりません。
蜂の終焉
電源ボックスをあけたところ、大量の蜂がボックスの中にいました。これについては毎年この時期になると見る光景です。恐らく寒さから暖かく風が防げる電源ボックスの中に入り込むのでしょう。目張りをするのですが、隙間があるとそこから入り込むようです。もう死に体の状態ですが、蜂は蜂。
殲滅します。
ボックスを締め、隙間から大量の殺虫剤を噴霧。山林におけるジェノサイドです。
そもそも弱っているので攻撃もしてきません。時間をおいて蓋を開けると蜂の死骸だらけとなりました。再度隙間に目張りをしますが、また時間が経つと別の虫が入り込みそうです。
コンポストボックス
その辺の草を入れてたい肥化しよう!という心づもりで作ったただの仕切りです。夏前に入れた雑草。そのまま雑草です。たい肥化はしていません。広葉樹とかであればたい肥化するのでしょう。ただの腐った草が置いてあるだけです。
中がどうなっているかわからないためあまり触りたくありません。現在、畑の改修のため大量のたい肥が必要ですが、この雑草をたい肥化するのは無理があるのでしょう。ここについては見なかったことにします。
焼却炉
本来であれば炭窯とかを作りたかったのですが、技量も知識もなく、出来たのはただの焼却炉のようなものです。
材料は廃材とその辺のあったブロック、それと井戸掘りで出た残土を利用して作りました。雨風で崩れてしまうと思っていたのですが、なんだかんだで形は保てています。石膏って水に案外強いみたいですね。まだ石膏の廃材も多くあるので、これでレンガ造りをしてもよさそうな気がします。
前回、石膏を崩して石膏水溶液を作り、それを乾燥させ、そして火にかけた「石膏の塊」です。そのまま屋外に放置していたのですが、いまだにがっちりと固いです。これだったらレンガとして使えそうです。粘土と石膏を混ぜて焼くことでちゃんとしたものが造れそう。粘土も多く取れそうなので、これについては近々試したいと思います。
小屋の状況
天井にベニヤ板をはりました。ただ隙間があいているため、そこをさらに埋めなければなりません。
部屋の中なのに虫の死骸だらけ。隙間が大きいのでしょう。それを何とかして埋めていかなければなりませんが、どこに隙間があいているかわかりません。セルフビルドで小屋を建てていれば、構造もわかるのだと思いますが、この小屋は前所有者が経てた小屋です。構造がどうなっているのかがよくわかりません。そもそも小屋建築の知識もないので、知ったところで何もできないのですが。
それとやっぱり外壁がだいぶ朽ちてきています。外壁塗装をするのであれば雨の少ない冬の時期がよさそうですね。
ちょっとでも放置すると、こんな感じで荒れ放題となるわけです。
しかしこれより寒くなるので長期滞在は難しくなるのでしょう。かといって課題は山積みです。少しずつでも進めなければなりません。とりあえずは畑ですね。