【アウトドア飯】冷たくても美味い「いなば食品」のカレー缶詰
先日ネコのおやつと呼ばれているチャオちゅーるを食べてみました。ネコの餌は塩気が薄いということでしたがしっかりとした味付けで、これが旨かったんです。その理由は製造元がいなば食品だから。
そりゃいなばであれば問題ないです。なんだったら普段からいなば食品のものばかり食べていますからね。
酒のつまみがないかと探したら缶詰があったので食べました。みごとにいなば食品。なんだったらチャオちゅーると同じなんじゃないかってくらいのツナ缶です。どちらかというとチャオちゅーるの方がしっとりしていて食べやすかったとも思えました。
こんな感じで日常的にいなば食品の缶詰を食べています。とくに山林に至ってはそれがメインとなりつつあります。
メインとなっている原因はカレーの缶詰です。
これまで缶詰ってシーチキンや鯖缶、コンビーフといったものが多かったです。それ単体で食べるのではなく、食材の一つとして利用する。そう、食材の一つとして利用するものを単体で食べることが多かったわけです。上記のようにシーチキンを酒のつまみにしたり、コンビーフにかぶりついたり。もともとが食材なのでちょっと味気ないわけです。そのままかじりつくのも粋狂のようなもので、「男のアウトドアはやっぱりこれだね」ってやつをやりたいがために食べているところもあります。
でもいなば食品はその認識を覆したんです。
それが、いなばのカレーです。
カレーの缶詰です。カレーといえばレトルトパウチに入ったカレーのルゥを鍋で温めてご飯にかけて食べるというのが基本でしたが、いなば食品のは缶詰に入ったカレーで、温めることなくそのままでも美味しく食べられるというのが特徴です。つまり湯を沸かす必要もなく、ご飯にぶっかけるだけでカレーができるんです。山の中だと調理器具が乏しい、調理がめんどくさい、そもそも調理する食材がない。そんなわけでレトルト食品やインスタント食品に頼りっきりとなってしまっています。カップラーメンばかりだと味気ないんですが、このカレーの缶詰のおかげでご飯がおいしくなったわけです。アウトドアといえばカレーですが、これからの時代は作るのではなく持ってくスタイルが主流になるんじゃないでしょうか。ということでいなば食品の缶詰に関してお話したいと思います。
缶詰はいくつかあります。そしてカレー以外のものもあります。
まず私が一番好きなやつは「チキンとインドカレー 黒カレー」という商品です。
こちら人気商品のようでスーパーでも売り切れていることが多いです。缶詰のクセに味が調っているんです。若干量が少ないのですが、そこは辛さがカバーしてくれます。少量で米を掻っ込めます。
同じ商品で「チキンとインドカレー 赤カレー」がありますが、こちらはマイルドな商品です。個人的には黒が一番おいしいです。なんだったら山林に滞在していない時も食べています。
「バターチキンカレー」ってやつもいいですね。これもハズレではないです。ココナッツカレーが大丈夫な人は美味しく食べられるでしょう。基本的にどれもココナッツが入っています。そのためちょっと本場っぽいんです。アジアご飯が好きな人には合うのでしょうね。
これはタイカレーです。タイカレーは何種類かあります。そしてこれらの商品全てタイで生産されています。いなば食品の工場がタイにあるのでしょうね。そしてタイ料理。ということは本物ってことじゃないですか。おそらく製造している人もタイ人なんでしょうから、タイ人がタイで作るタイカレーってわけです。個人的にはイエローよりもグリーンカレーが好みです。
具が溶け込んだシリーズというのもあります。具が溶け込んだのか、それとも具無しなのかはわかりませんが、こちらも味がしっかりしてます。ご飯に合ってるんです。でもこれはソースとして使うのでしょうね。
それ以外に「ガパオチキンバジル」というのがあります。鶏肉のバジル炒めです。これはもう少し変化が欲しいところです。目玉焼きがあると美味しく食べられるんですがこれ単体だとちょっと物足りないです。
個人的にはタイで食べたマッサマンカレーの缶詰があるとよかったんですがね。と思ってネットでマッサマンカレーの缶詰を探したところ、以前いなば食品で「いなば じゃがいも・豆のタイカレー マッサマン」というのを出していたそうです。現在はラインナップから消えており、ネット通販サイトも在庫切れとなっているのであまり人気がなかったようです。やっぱりカレーは甘いのよりも辛い方が日本では人気なんでしょうね。
以前がこれ以外にもココナッツミルクとタロイモのスイーツの缶詰などかなり勝負した商品もありました。今はそれらはなくなり現在のラインナップで落ち着いていますが、本場のタイで生産しているわけです。いろんなタイ料理で勝負してほしいですね。まぁタピオカココナッツ缶詰とか一度も手に取りませんでしたが。
いなば食品は安心できるところがあります。これからもお世話になります。
やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫。