【DA17V】エブリイバンのエンジン、運転席のデッドニング
デッドニングはドアとかのスピーカー回りに施行するイメージがあります。そもそもがオーディオをクリアに聞くためのものなので、当然その辺をカスタムするわけですが、私はより良い音楽を聴きたいのではなく、通常時にそこまでうるさくない環境、夏涼しく、冬温かい環境を作りたいため、デッドニングをしているのです。
温度管理のことを考えると屋根からくる太陽熱、そしてエンジンからくる熱です。先日屋根のデッドニングは行いました。本日は床の部分を行っていこうと思います。
エブリイのエンジンはシート下です。つまり走り続けるとエンジンの熱がシートに伝わりお尻が熱くなるわけです。本日はこちらを直していきます。サンバーの時はエンジンが荷室下でしたのでそこまで気にはなりませんでしたが、やはりこの部分はしっかりとカスタムしなければなりません。とくに音の問題もエンジン音が座席下からするわけです。ここさえしっかりとやっておけばかなり静かになるのではないでしょうか。
エブリイはサンバーと同じようにシートの下についているヒンジを外すとシートが上に持ち上がります。そうすることでエンジンルームが見えます。助手席も運転席も同じです。
一応シートの下には断熱材が使われています。またエンジンの周りにも銀色の遮熱材が使われています。サンバーとは違って比較的断熱しているわけですが、さらに付け加えていきましょう。
シートの裏側には蓋のようなものがついております。こちらはネジ止めではなく、クリップのようなものでとまっているので、折り曲げて蓋を外しましょう。
こちらの裏側に、シンサレートを張り付けていきます。
屋根同様にフリーハンドで。几帳面な方はしっかりと寸法を測りましょう。私は見た目を全く気にしません。そもそも蓋をして見えないんだからこんなところの「見えないおしゃれ」を目指すよりも時間短縮です。
はみ出したので手元にあった養生テープで丸め込みます。若干浮いていますがこれも愛嬌です。とりあえずこちらは完成です。
続いて中央部にあるセンターコンソールです。こちらはリムーバーで四か所のプラネジを外せば取り外せます。助手席側後ろのネジがスペースがないため外しづらいですが、根性で頑張りましょう。外したらコンソールの裏側にシンサレートを詰め込んでいきます。
そして運転席・助手席の下部側面です。こちらもリムーバーがあれば簡単に外せます。また下に敷いてあるマット、脇の内張も同様にリムーバーと気合で外せます。いつも思うのですが、車に使用している灰色のビニール素材のやつ、これって何とかならないんですかね。引っかければ破れるんです。加工がしやすいんだと思いますが、もう少し破れづらい素材にしてもらいたいものです。サンバーの時は無理やり引っ張って破れてしまいましたが、今回は慎重に作業をします。
でも外した後は適当にレアルシルトを貼り、シンサレートを入れてただ蓋をするだけ。
適当にしたため若干こんもりしていますが、そこは気にしません。これで静かで過ごしやすくなれば大したことではないです。こんな感じで適当にレアルシルトとシンサレートを使っていたのですが、早くも材料がなくなってしまいました。レアルシルトはサンバーで以前使ったのが4枚だけ残ってますが、これでドア5枚(ハッチバック含め)、後部座席と荷室、荷室の壁をカバーするのは少し足りないですね。12枚くらいあれば大丈夫かなーと思ったのですが、しっかり貼るとなると16枚か20枚くらい用意した方が良いかもしれません。シンサレートに関してもあともう一つ必要です。でも、後部座席と荷室に関してはシンサレートではなくスタイロフォームを使おうと思っています。やっぱり断熱は建築材のほうが効果が高い感じがします。当然重くなってしまうのですが、荷室は寝床となるわけです。冬場の冷気の上がり方は半端ないです。スタイロフォームの効果を知ってしまうと、それに頼りたくなってしまうんですよね。
スタイロフォームは山林に行けば材料があります。床材とかに使用する予定のものを拝借します。
材料が不足しているため、本日はここまでの作業となりました。
それにしても、いっつもこの手の作業をするとネジが余るんですよね。
明らかにつけ忘れがあるわけなんですが、どこをつけ忘れたのかが分からないんです。まぁ走行に問題がないわけですのでスペアとして取っておけばよいだけです。気にしません。とりあえず一番の問題点はこれで改善できたと思います。あとはドア部分ですよね。
ドアをやって、荷室をやればとりあえず最低限のカスタムはできたことになります。手間ですが、これも生きていくために必要な作業です。頑張っていきましょう。