【感染してるはず】新型コロナ抗体検査、抗原検査キット使ってみた
2020年1月15日、日本ではじめて新型コロナウイルスの感染が確認できました。それを皮切りに感染者は徐々に増え4月7日から一カ月間の緊急事態宣言が発出されました。その後も状況は芳しくなく2021年6月1日の時点で日本での感染者数は75万人以上、死亡者数は13000人を超えました。世界の感染者数は1憶7000万人、死亡者数は350万人を超えています。
こんなにひどい状況になりましたが現在はワクチンが開発され、海外では徐々にその効果が表れているんだとか。
しかし日本のワクチン接種スピードは遅く特定疾患を抱えていない65歳以下の人たちはオリンピックが終わった10月以降、下手したら来年にならなければワクチンは打てないようです。
ワクチンを打てば抗体ができコロナウイルスに感染し辛くなる。ワクチンの副作用で亡くなる方もいるようですが、今のコロナ騒動をずっと続けるよりその可能性にかけたいと思います。
2020年の初頭。まだ新型コロナウイルスが未知のウイルスとされていたころ、私は「とっとと感染しちゃえば抗体できるんじゃね!?」と思っていました。感染者が増えれば医療がひっ迫し、治療が受けられなくなる。それであれば手厚い看護を受けられるうちに早期に感染したほうが生存率は高くなるんじゃないだろうかと考えていたのです。そのため1月や2月頃はマスクをせずに出歩いていました。今考えれば周りに迷惑をかけるだけの浅はかな行動でした。
こんな感じで最初の頃はマスク無しで生活していました。そして夏には京都まで一カ月かけて移動。その後も四国に行ったりしました。今年春には車で東北を巡る旅。さらには川崎市の銭湯巡りや横浜のドヤ街滞在。キャバクラやスナックなどの接客を伴う飲食店、また性風俗店の利用はこの間一切していませんが、普通に行動をしていました。
2019年1月にはバンコクに三週間ほど滞在しました。その滞在期間中にチャイナタウンにも行ったし、マスクをせずに普通の生活をしていました。帰りに寄ったスワンナプーム国際空港では武漢の発着便カウンターのそばで待機していました。
そもそも新型コロナウイルスの発生地点は中国の武漢で一番最初の発生は2019年11月ころと言われているようです。
ちょうどそのころ、中国を横断していました。武漢には立ち寄りませんでしたが、武漢の近くを新幹線で通っています。中国は大気汚染が酷いとのことだったのでマスクを持参しましたが、「川崎国民の肺舐めんな。マスクなんかイラネ」と言い捨てマスク無しで過ごしていたのです。
いくら肺が強かったとしてもコロナは飛沫感染や接触感染でうつるそうです。何が言いたいのかというと、
もうオレ、コロナに感染してんじゃね??
ってことです。
これだけ移動して外食して酒を飲んでるわけです。一応手洗いやマスクなど最低限の対策は講じていますが、芸能人とかポンポン感染しているの見ると、感染しているとしか思えないんです。若い世代だと無症状って人も多いようです。まさにその無症状だったんじゃないでしょうか。
と言っていたところで事実はわかりません。
事実を知るためには調べるしか方法がないのです。
こちら、抗原検査のキット。
こちら、抗体検査のキット。
二つ買いました(本当は抗体検査キットだと思って買ったら抗原検査のヤツだったので抗体検査キットを再購入しました)。
要はこれで抗体が確認できれば感染したというのが明確にわかります。明確にわかるどころか抗体を得たこととなるのでワクチン打たずに怖いものなしになるわけです。抗体さえあればキャバクラへ行くのも一切問題なしってことです。
これが免罪符となる、のかもしれませんが、所詮はドラッグストアで売っていたやつです。
輸入元はレンタルオフィスだし、この会社は出来たばかりのところ。そもそもどこから輸入しているのかも不明。
販売元は以前水素水を取り扱っていたところ。
しかも医薬品ではなく研究用という名目。
なんだかマジックマッシュルームを観賞用として売っているのと似たような抜け穴感があります。
すげー怪しいし安心感がまるでない。
本当に機能するかどうかが不明ですが、マツモトキヨシで売っていたのでついつい買ってしまったわけです。買ったからには検査をしたいと思います。
まずは抗原検査から。抗原検査はPCR検査と同じで「現在感染しているかどうか」を調べるためのものです。PCR検査は結果が出るまでに日数がかかるのに対し。抗原検査は15分で結果が出るんだそう。検査の仕方も簡単で唾液や鼻水を採取して検査キットにかけるだけで済みます。ということで検査をはじめます。
唾液でも大丈夫ということで検体採取用シートの上で口を開けて自然と唾液が出てくるのを待ちます。
採取した唾液と専用試薬を混ぜます。
混ぜた溶液を検査キットに垂らします。
これが15分後の結果。Cだけ表示されていれば検出無し。
つまり現在は新型コロナウイルスに感染していないということです。
さて、お待ちかねの抗体検査です。抗体は徐々に少なくなるようですが、研究機関の調べでは一年後以降も減少傾向ではあるものの抗体は残っているんだそう。つまり2019年の中国で感染して抗体が出来ていたとしてもまだ検出できるようです。抗体ができるのは感染してから二週間経ってから。先ほどの抗原検査で近々の感染状態がわかり、抗体検査で今から二週間前の感染状況をみれるというわけです。
抗原検査は唾液採取でしたが抗体検査は血液が必要なんだそう。自分の指に針で傷つけて血を採取しなければなりません。
専用のキットみたいなやつで針を刺しました。チクッとしましたがそこまで痛くありません。
血液と試薬を混ぜて検査キットに垂らします。
この検査キットではIgGとIgMという抗体を検査するようです。
IgMは感染初期に生産され二カ月くらいで減少するそうで、反対にIgGは減少が遅いんだそう。つまりIgMが検出されれば今年3月以降に感染。IgGだけでれば昨年感染したってことになります。今年よりも去年の方が動いていたのでIgGだけでそうですね。
よかったよかった。陰性でした。
感染症が広まってからも動いていましたが、感染していませんでした。
これも日頃の行いってやつでしょうか。
このキット、全然信用ができない。
本当に陽性反応が出るのかすらわからない。でもそれを確かめる術もありません。
病院で同じ検査をしたとしても結局使うものは似たようなものなんでしょう。そもそもコロナの抗体検査に関しては医療器具として厚生省で許可を出していません。そのため自由診療という状態。許可が出てないため行政でも使われていないようです。そもそも消費者庁は以下のように注意喚起しています。
新型コロナウイルスの研究用抗原検査キット及び抗体検査キットは、国が認めた体外診断用医薬品ではなく、自己判断で感染の有無を調べる目的で使用しない、感染が疑われる場合には、医療機関等に相談してください。
要はこれ、ジョークグッズってことですよね。
結果の信ぴょう性については何とも言えませんが、ユーチューバーあたりが「抗体検査試してみた」って動画で稼ぐためのものにはなるんじゃないでしょうか。
ゼッタイ感染していると思ってました。結構活発に行動していましたが感染しないんですかね。
活発に行動していても感染しないのにコロナにかかっている人って、いったい何をすれば感染するのでしょうか。
活発に動いていましたが、人とは話さないし、食事も一人なのでそれだったら何も問題ないってことなんでしょう。
そもそもインフルエンザもこれまで一度もかかったことないし、インフルエンザワクチンも子供の時に集団接種を受けただけでそれ以降一度も受けていません。無症状だったのかと思っていましたが、どうやら生活習慣が感染症に罹りづらいようです。
一人さみしく酒を飲む。接客を伴う店でもだんまり。コミュ障であること。
これが一番感染しない方法のようです。