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諭吉から中津城まで!2時間で回る中津市観光スポット

諭吉から中津城まで!2時間で回る中津市観光スポット

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小倉から鹿児島まで結ぶ九州の東海岸沿いを走る日豊本線。これで小倉まで行けます。まっすぐそのまま小倉に行くよりも途中下車をしてみてまわる方が「いい旅夢気分」が出来そうだし「ぶらり途中下車の旅」っぽいじゃないですか。仕事ではまず日豊本線に乗ってどこかに行こうとなんてしないですからね。行けるところは行っときましょう。

行先は中津です。在来線の各駅停車です。亀川駅から中津駅まで約二時間ほどかかります。

結構糞田舎を通っていきます。車だとこういった景色を眺めながらのんびりできません。新幹線もあまり景色は見ません。でもゆっくりと動く各駅停車であれば移りゆく景色を楽しめますね。

でも二時間は結構しんどい。

移りゆくっていっても景色大して変わらないし。

二時間電車に揺られて着いたのは中津駅です。
これより観光したいと思います。一応次の電車をチェック。中津駅は主要駅なので特急も止まります。中津のあとはそのまま小倉に向かう予定。日中帯は一時間に一本特急があるようです。逃すと一時間待ちぼうけになるので帰宅時間を計算しといたほうがよいでしょう。

中津といえば中津からあげでしょう。そちらも食したいと思います。
調べたところ福沢諭吉が幼少期に住んでいた旧居があるんだそうです。せっかくなんでそちらも見ていきましょう。

駅前にある小便小僧。「新・創始の時代」というタイトルがつけられているんですが意味が分からない。哲学的な何かですか?どうやら中津には60年前から小便小僧があったそうです。その当時は手洗いと水飲みができるようになってたんだとか。

中津市民、幼児の黄金水を飲む暴挙。

中津市民の福沢諭吉先生です。

「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず。されども勉強しないやつは地の底に落ちるからな!でも“学問のすゝめ”さえ読んでいればあなたは大丈夫!」

こんな感じの内容なのでしょう。さわりしか読んでないので内容知りませんが。まぁ一番人に上下をつけたのは壱万円札だった福沢諭吉当本人でしたね。

「学問のすゝめ」は哲学書というより現代の自己啓発本やビジネス書のはしりですかね。その当時はセンセーショナルだったんだと思いますが今の時代それをやれば詐欺まがいの怪しいビジネス書籍ですからね。セミナーとか開いたりして変なグッズ売るのと大差ないのでしょう。時代が変わればこのように見方も変わるんです。

これが、メンタリズムです。

とりあえず駅前はとばして福沢諭吉の旧居に行きました。入館料は400円ですが、このほか中津城と歴史博物館も巡る場合は三館共通観覧券が700円で売られています。お城も見てまわろうと思ってたので700円支払いました。

ここが旧居なんですねー。

こちらには記念館があります。館内は撮影禁止。中には遺品や資料などが展示されていました。

諭吉さん。お邪魔しました。
出る際に、職員の人から「ぜひ記念館のほうも見ていってください」って言われました。

たぶん、記念館に行ってないと思われてる。

滞在時間があまりにも短かったためだと思います。
記念館は一応観ましたが、ちゃんと見たかと言われると微妙なところ。ファーって見て、ファーって出てきた感じ。
正直なところ、興味があるのは諭吉ではなく壱万円札の諭吉なんです。すごい人ってのは知っていますが、その知っているのも壱万円札だったからだけ。すごい人ってだけで実際何したのかもよくわかってないですからね。

東の果て「サムライ部落」と呼ばれた札幌の貧民窟「創成川東」
東の果て「サムライ部落」と呼ばれた札幌の貧民窟「創成川東」

札幌の中央卸売場は中心から少し離れた桑園駅の先にあります。市場の周りには場外市場がありそこで海鮮丼が

五千円札の新渡戸稲造なんか、先日どんな人か知ったばかりでしたからね。

続きまして―、中津城です。

城内には鎧兜などが展示されています。

東京の古地図も展示されています。ここは新吉原のあたり。一部差別的表現がありますが歴史資料なのでそのまま載っています。

こちらは先日行った上野付近の地図です。
昔は貧民窟だったってことですが、この地図を見る限り寺町のようなところです。古地図ってロマンがありますね。

一般的にお城って国や地方自治体が所有しているものですが、中津城は企業が所有する物件なんだそう。収益は観覧料だけなんでしょうか。こちらは現存天守閣ではなく1964年に建てられた鉄筋コンクリート造の建物です。大分県の指定史跡となっていますが、それはお城ではなくお堀や石垣でしょう。城自体に歴史的価値は無いのでしょう。それであれば宿泊できる城みたいにしたらどうでしょうかね。一日殿様気分が味わえるわけです。日本のお城に泊まれるところなんてないですからね。

中津城に一週間宿泊で100万円。宿泊期間中は中津市民から「殿!」と呼ばれる特典付き。帯回し(「おやめくださいお殿様」「よいではないか」「あーれー」ってやつ)をやりたい人は提携のピンクコンパニオンをご用意。

これ、ゼッタイうまくいきそう。

あとは中津市歴史博物館を見ていきます。

こちらは古代から1200年くらいまでの歴史展示物が並んでいます。一部撮影禁止エリアあり。

これ、源頼朝と授業で習っていましたが、今は頼朝ではない説があり教科書から消えているそうです。知らなかった。

頼朝「我が魂は不滅じゃ」

これ分かる人はいい大人です。

元寇の鉄砲(てつはう)。なんか歴史で習った気がします。
今ある鉄砲(てっぽう)とは少し様子が違うようで陶器製の容器の中に火薬と金属片を入れて火をつけて爆発させるといったどちらかというと破片手榴弾に近いものだったようです。実際にどのように使われどの程度の効果があったのかはわかっていないようです。

以上、中津市歴史博物館からでした。

歴史博物館のそばに銭湯を見つけました。明治15年創業の銭湯なんだそう。お湯は海水を温めて使ってるんだとか。

寄っていきたいけど電車の時間があるのであまりのんびりできません。次に中津に来るのがいつになるかわかりませんが、また次回来た時のお楽しみということで。

これより、飲み屋街の方を見てまわります。

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