山林生活

セキュリティアップのためチャックの引手交換をする

セキュリティアップのためチャックの引手交換をする

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新型コロナウイルスにより海外旅行に行けそうにありません。落ち着くのは果たしていつになるのでしょう。そんな状況なのに先日旅行バッグを購入しました。海外に行くのであればやはりバックパックが良い。そんなわけでコロンビアのCastle Rock25Lを買ったんです。

ColumbiaのCastle Rock25Lは海外旅行に不向き?
ColumbiaのCastle Rock25Lは海外旅行に不向き?

旅行の際に荷物を運ぶのに必要なバッグ。トランクケースは便利なんですがそれをずっと持ち運ぶのは大変です。必ずしも舗

いつ旅行に行けるのかもわからないのに購入。いいんです。このバッグを買うことで旅行に行きたいけど行けないというストレスを解消しているわけです。
色々悩みぬいてこのバックパックを選んだわけですが、買ってから問題点に気付きました。それは施錠ができないという部分です。

バッグに施錠をするとなると南京錠をチャックの引手のところに引っかけるわけですが、Castle Rock25Lは引手がナイロンの紐を結んだだけなんです。一般的なバッグであればこの部分は金属です。金属だとどうしても重くなってしまいます。軽量化を目指した結果、このように紐を採用したのでしょう。しかしこれでは施錠できない。厳密には施錠は出来ます。でも紐解いたら外せるので施錠する意味がないわけです。
かといって海外旅行で施錠しないというのは盗難の危険があります。
ナイロンのバッグなんでナイフやハサミがあれば盗むのは容易でしょう。そういった窃盗を生業としている人に対しては鍵をかけても意味がないのでしょうが、出来心で盗む人に対しては南京錠は一定の効果があるわけです。でもそれもある程度しっかりと施錠されているというのが外観から見てわかるようにしておかなければなりません。紐に南京錠ぶら下がっているだけだったらつい出来心で紐をほどいて盗んでしまう人も出てくるわけです。つまりこのままでは海外旅行に持っていくことができません。そのためこの部分をカスタムします。

色々ネットで調べたところ工具があれば引手の交換が可能とのこと。ミニエンドニッパー、和名は喰切という工具です。この工具の使い道は釘の頭を切ったりチェーンを切ったりするものらしいのですが、ファスナーの調整などにも利用するそうです。喰切を使って紐を通していたところに金属の輪っかを入れる。このように交換することでセキュリティアップをしたいと思います。

こちら購入した喰切です。100円ショップでも売っているということでしたが見当たらず。結局ネットで購入しました。おそらく今回だけしか使わないのでしょう。わざわざチャックの引手交換のために購入しました。

そしてこちらが今回使用するリングです。元々ついていた引手の紐の太さは直径3mm程度でした。でも紐は伸縮します。そのため一回り小さい2.5mmのリングを購入。この手のリングってあまりないんですよね。リングで売っていても溶接されていないものやダブルリングのものはあるんです。また簡単に取り付けられる引手というのも存在するのですが簡単に取り付けられるということは簡単に外すことができます。そのため工具を使わないと外せないヤツが良かったのです。また細いのだとセキュリティが低くなってしまいます。いろいろ検討した結果直径20mm、太さ2.5mmのこのリングを購入しました。

紐が3mmだから2.5mmだったら大丈夫だろ!と思っていたのですが、入れるためには間口を2.5mmまで開かなければ入らないというわけですよね。金属っぽいけどポッキリ折れそうで不安です。

でも失敗しても6000円。一度も使ってないけど。
傷つかないようにプラスチックの板を敷き、間口を広げていきます。傷つかないように敷いたのに傷だらけになっていきます。

グリグリいれてどうにか入りました。ちょっと塗装が剥げてしまいました。この傷、これも旅の証みたいなもの(一度も使ってないけど)。あとはペンチで挟んで元に戻していきます。

これ良い感じじゃないでしょうか。大きい方がよいだろうということで直径20mmのリングを選んだんですがここまで大きい必要ありませんでしたね。10mm以下でよかったっぽいです。

でも大きいとこんな感じでひとまとめにすることができます。これであれば南京錠一つで二つの場所をロックできます。

収納箇所が色々あるというのは便利なんですが、多いと全てを施錠するのは大変です。以前使っていたバッグも四箇所チャックがありました。施錠をしていたのは一箇所だけです。ほかの部分は空っぽにしておきました。Castle Rock25Lも同じく四箇所チャックがあります。今回施錠できるようにした二箇所のほかリュックの前面に一箇所、背面下部に一箇所あります。背面下部のところは隠しポケットになっており、中に入っているのはレインカバーです。こちらは施錠する必要ないでしょう。また前面のチャックはそもそも普段から荷物を入れておくのは盗難されるリスクの高い箇所です。こちらには扇子と手ぬぐいくらいしか入れとかないので施錠の必要がありません。ということで今回取り付けた二箇所、計四つの引手交換だけにしてほかの部分はそのままにしておきます。
この金属リングの重さは一つ5g。ナイロン紐であれば1g程度でしょう。四つ変えたので16gほど重くなってしまっています。バッグの重さが元々650gだったので666gになったわけです。まぁそれでも以前持っていたバッグよりも350gは軽くなっています。今回は軽量化とはいきませんでしたがセキュリティ向上は海外旅行では重要ポイントです。

まぁでも今回使った喰切があれば簡単に外せるわけです。5秒あれば外せます。こう考えるとどれだけ良い南京錠を使っても意味がないというのが分かりますね。あくまでも南京錠は虚勢を張るためのもの。監視カメラ無いのに「監視カメラ作動中」という張り紙をするのと同じようなモノってことでしょうか。盗まれて困るようなものは入れとくなってことです。

バッグに関してはこれで旅行に行ける仕様になった感じです。あとは旅費とこのウイルス問題が解決すればいつでも外に飛び出す気でいます。

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