船でアイコンサイアムからワットアルンに行く
本日は観光っぽいことをしたいと思います。これまで何度かバンコクに来ておりますが大体アソークやサイアムあたりをうろちょろするだけでした。日本だったら渋谷新宿あたりをうろついて伊勢丹のフードエリアで食事をして、慣れたころにション弁横丁で焼き鳥を食べるみたいな感じでしょうか。そして今回のバンコク滞在も変わらず同じルートを行ったり来たり。特に何の変哲もありません。
そんな滞在ですが満喫しています。でもどうせ旅行に行ってるのならば浅草寺や明治神宮とか行くべきでしょう。これはバンコクでも同じこと。そんなわけでワットポーとかそういうのに行きたいと思います。ワットポーはバンコク三大寺院の一つのようです。ここに行って写真撮ればバンコク行ったと証明できるわけです。
ワットポーまではアソークからバス一本で行けますが本日は違うルートで行きたいと思います。
行った先はBTSのサパーンタクシン駅です。チャオプラヤ川のところにある駅です。
バンコクは周りを川で囲まれています。そしてこのチャオプラヤ川は交通手段の一つです。万年渋滞の道路よりも渋滞が無い河川の方が移動しやすいようです。船のタクシーのようなものも存在するようです。ワットポーもこの河川沿い。ここよりワットポーに向かうのですがその前にアイコンサイアムというところに立ち寄ろうと思います。
郊外にあるショッピングモールはシャトルバスが出ておりますがアイコンサイアムはタクシン駅よりシャトルボートが出ており無料で乗ることができます。タダで船に乗れるわけです。
舟は結構混雑しています。乗る時間は数分です。対岸に渡る程度の移動距離。川幅は広いですがあまりきれいな川ではなさそうです。そして結構船の往来が激しいので軽く渋滞しています。
こちらがアイコンサイアムというところです。2018年11月にオープンした比較的新しいショッピングモールです。できて一年程度しかたっていません。
モール内には高島屋が入っているため日本人にはなじみやすそうです。高島屋はバンコクにあるものだと思っていたのですがここが初出店のようです。
デカいし敷地も広くスゲー混雑しています。とくに何かを見る予定もないのですが新しいところってことで立ち寄りました。
水上マーケットをイメージしたところで食事ができるようです。
麺料理のお店などがありその場で作ってそこで食べている人も。ここで昼食を取ることも考えたのですが混雑していたので人が少ないフードコートで昼食を取ります。
本日は豚肉のローストに甘いタレがかかったご飯です。以前中華街で食べた鴨の甘いタレご飯の豚肉バージョンのやつです。
食事を済ませた後は目指すはワットポーです。ここアイコンサイアムから水上バスが出ています。チケットセンターでチケットを購入。どうやら行先はワットポーの対岸にあるワットアルンというところ。どうせなら両方見て回りたいと思います。料金は20バーツです。
このタイガーバーム号に乗ります。こちらも結構混んでいます。バンコク市内を東西に走る水上バスに乗ったときは現地民だらけでしたが、この水上バスに乗っているのはもっぱら観光客のようです。船の移動がよいといってもそれは昔の話のようですね。
舟からの眺めは近代的なところもあれば庶民的な様子も見ることができます。
そして結構汚い川です。落ちたら死んじゃうやつです。生きてても下痢が続くのでしょう。
舟に乗って20分程度でしょうか。ワットアルンに到着です。ほとんどの乗客がこちらで降ります。
この辺りは大きな仏閣が三つほどありワットアルンはその一つです。正式名称は「ワット・アルンラーチャワラーラーム」で三台寺院の一つに入るところです。日本では三島由紀夫の小説「暁の寺」の舞台となったことで有名なようですが、小説読まないんで全く知りませんでした。知識があると楽しめるのでしょうがそういうのが無いとただの仏塔になってしまいます。入館料は50バーツです。
キレイな仏塔です。ミャンマーのきんきら金の仏塔もよかったですがこの陶器っぽいつくりの仏塔も美しいです。陶器の破片のようなものがくっついています。こちらは夜にライトアップされるそうで対岸から見る景色が素晴らしいんだとか。バスは夜中も走っています。そして対岸まで一本でこれるので日が暮れた後に来てもよいかもしれません。たしかにミャンマーで見た夜の寺院は感動しました。
あの雰囲気で川の水面に移りこむ仏塔が見れるのであれば美しいのでしょうね。
雰囲気は中国の寺っぽい感じがします。
本日の目的はワットポーです。ワットアルンの対岸にあるためここから船で移動します。渡し船が出ているのですが降車した船着き場とは違うところから発着しているようです。到着した船着き場のところにいる人に場所を聞くと北側を指差されます。100メートルほど川を上ったところに別の船着き場があります。このあたりは観光地なので英語が通じます。料金は4バーツです。
乗車時間は対岸に行くため数分です。ワットアルンをみてワットポーに行く、またその反対のルートは基本ルートのようです。河川がだいぶ混雑している模様。
対岸からみるワットアルンです。これよりワットポーに向かいます。