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地元感あふれるホーチミン8区にカフェオムを求めて

地元感あふれるホーチミン8区にカフェオムを求めて

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本日は早朝から動きます。これよりバイクタクシーに乗って8区ってところに行きます。
ホーチミンは2000平方キロメートルほどの広さがあり、この広さは東京都と同じくらいなんだとか。人口密度もベトナムで一番高く、人口は年々増加傾向なんだとか。これから行くところは8区と名付けられている通り、東京と同じようにホーチミンには行政区があます。16の区と1つの市、それに5つの県で成り立っているようです。区は1~12区と数字で呼ばれているようです。ちなみに2区と9区が欠番となっておりますが、これらは統合しホーチミン市の中にある唯一の市「トゥドゥック市」となっています。つまりホーチミンの行政区は22あるってことです。区ごとで町の特色があり1区と3区はホーチミンの中心地。商業地なので地価も高いんです。そのため住居はそれ以外の場所にあり、例えば7区は現在高級住宅地が出来てるんだとか。フーミンフンと呼ばれるエリアで元々沼地だったところを開拓し、高層マンションを建てたようです。そのあたりは外国人エリアになっているようです。

そしてこれより行く8区はどちらかというと地元民の居住区のようです。
8区は1区、4区からみて南側。川を越えた先にあります。なんとなく川崎っぽい感じ。歩いていけなくもない距離にある8区。周りは運河に囲まれています。
区内にはドイ運河とタウフー運河が流れているため二ヶ領用水と多摩川がみたいな感じでしょうか。なんか川崎っぽい感じですね。
そしてこのあたりはスラムも多かったんだとか。

ほぼ川崎と一緒でした。

「スラムが多かった」と過去形になっているのは、現在ベトナムではスラム撲滅を目指しているようです。ベトナムは社会主義国ですが1986年に掲げたドイモイ政策により資本主義経済を導入しました。1990年の貧困率が50%を超えていましたが、2020年には2%程度となりました。発展途上国と言われてるベトナムは2030年には先進国に仲間入りをするくらい経済成長をしているそうです。

8区にあったスラムは10年ほど前に国に接収され更地となり現在高層マンションを建てているそうです。行政の迅速な対応は社会主義国だからできること。日本だと補償問題、人権問題に発展しますからね。川崎でも戦後から似たような問題を抱えていますが、70年経った今でもその問題は解消されないままです。

実際にホーチミンの中心地ではホームレスはかなり少ないです(物乞いはいるにはいる)。
とくにストリートチルドレンはほぼいませんでした(いるにはいる)。

政府は貧困対策でスラムを排除したってことですが、貧困層の社会保障は十分とは言えず、おそらくそれから漏れた人たちがどこかしらに集まっているのでしょう。スラムはなくなったとのことですが、川沿いには結構ヤバそうな家が見られます。

東南アジアの川沿いでよく見る光景です。ベトナムも比較的台風の被害があり、当然雨が降れば川の水かさは高くなるでしょう。

一応高床式になっているものの、申し訳ない程度の高床式のため増水時は水没しそうな雰囲気。それでもこのような家があるってことはそこにしか住めない人たちがまだベトナムには多くいるのでしょうね。

汚れた運河の片隅 スエンタム運河流域の黒い川
汚れた運河の片隅 スエンタム運河流域の黒い川

こちらは一区とビンタイン区の区境にあるニエウロック・ティゲー運河(kênh Nhiêu Lộc

ビンタイン区にも似たような場所がありましたが日本でも同じように川沿いはそういった地区が存在します。
8区にあったスラムも川沿いにあり上下水道が整備されていなかったようです。でも国がスラム撲滅を目指しているのならば、これらも見納めとなるのでしょう。

現地に到着しました。これより8区を歩きます。

早朝ですが、公園には多くの人が溢れています。ホーチミンにある公園にはブランコや滑り台のような子供向けの遊具ではなく健康遊具があります。ベトナム人は健康に対する意識が高いようで、このように早朝から運動をする人が多いみたいです。私のように朝は二日酔いで頭が痛い、もしくはまだ酔っぱらっている時間帯、なんだったらまだ飲んでる時間帯にベトナムの人は健康に気を使い運動をするようです。

私は朝の運動の前に、朝粥、ではなく飲んだ後の〆のお粥を食べます。
ベトナムといえばフォーですが、同じ米のお粥も人気です。お粥って死に損ないが食べるものって感じですが、中国やここベトナムでは普通に食べます。飲んだ後のこってり豚骨ラーメンを食べるより、こっちの方が優しい味です。お粥の中身はピータン、血の煮凝り、それに揚げパンです。結構ボリュームがあるのでよいですね。この量で2万ドン(約120円)は良いですね。見た目は少し残念な感じですが味は美味しいです。日本にもこんな感じの店があると嬉しいです。

貧民窟と聞いていましたが全てがそうではなくいわゆる普通の郊外の住宅街。これよりみんな出勤するのでしょう。小汚いところをイメージしていましたがそんなことありません。

ほら、あれってどっかで見たやつ。
たしかシンガポールにあったやつじゃないでしょうか。
これはホーチミン市公衆衛生研究所らしいですが、見た目はマリーナベイ・サンズと同じ。

こんな感じで8区は発展しています。

こちらは8区の中央を東西に走るメインストリート「ファムターヒエン通り(Phạm Thế Hiển)」です。
午前中で出勤時間帯。バイクが行き交います。ごく普通の幹線道路ですが、どうやらこの辺りには怪しい店があるんだとか。

この辺りにある店は「カフェオム」と呼ばれるところです。
「オム」とはベトナムの言葉で「抱く」という意味があるそうです。
カフェで女性を抱くことができる店、いわゆるセクキャバ的な店がこの付近には多いんだとか。また床屋のようで床屋ではない店もあるそうです。

しかし日本のように「ここは風俗店だよ!」と看板に書かれているわけではありません。またここは観光地ではなく普通の住宅街です。素人が看板を見たところで判断ができません。

これはカラオケ店ですが、なんとなく雰囲気はソレっぽい感じ。

こちらも普通のカフェですが、私の人生経験から、何かを感じるものがあります。

一応Googleの地図でこちらの店はそれのようです。
おそらくこの通りには多くのカフェオムがあるのでしょうが、それは見つけられません。唯一情報があった店ですが営業しているかは不明です。
もしかしたら潰れているのかもしれません。
ベトナムでもコロナ対策がされ、2019年以降は三密は避けられるようになっていました。日本でもこの手の店がやり玉に挙げられていたように、ベトナムでも密接するような業種は社会的に抹殺されたのでしょう。そのためかなりの数の店が閉業に追いやられたはずです。
そもそもベトナムでは性風俗営業が認められていません。売春行為は禁止され、またそれに類する業種も禁止となっています。いわゆるキャバクラであれば問題ないのでしょうが、セクキャバはダメなんでしょうね。そんなわけで定期的に摘発にあっているようで、日本人街にあった怪しいお店も摘発されたそうです。

このように当局の監視がかなり厳しいようで、日本の風俗店のようにおっぱいがどうのとか、痴女がどうのといった店名にもできないし、ピンクのネオンギラギラさせることもできない。違法な営業方式なのでごく普通の飲食店として営業しているのです。そのため外観からは判断ができないんです。

でも、なんか外観が怪しい店がいくつかあります。
まだ午前中なので営業はしていませんでしたが、おそらくカフェを装ったカフェオムがありそうな雰囲気です。
ごく普通の看板ですが、私にはわかるんです。

カフェオムの目の前は学校があります。
日本だとその手の店と学区は分けられていますが、ベトナムのソレは違法営業のためその辺の区別はされていないのでしょう。

ちなみにカフェのセクキャバはカフェオムですが、食事ができるタイプは飯オム、ビールが提供されるところはビアオムとなるようです。日本のセクキャバ的な店ですが、日本のピンサロ的な店、連れ出しタイプの店、さらには西川口の流れを汲むNK流の一派も中にはあるんだとか。

また床屋を偽装したその手の店も存在するようです。

こちらはおそらく普通の美容院ですが、少し過激な格好をした店員が待機している美容室らしき店がありました。

8区を巡りました。とはいっても一部分だけです。
探せばまだ残るスラムもあるし、まだ残るカフェオムもあるのでしょう。ただホーチミンは急速に変化しています。旅行者が来るような場所ではないですが、特段治安が悪い感じはしませんでした。むしろ居心地がよいところ。中心地のように高くないのはいいですね。

それより旅行に出て3週間ほど経ちました。そろそろ髪が伸び始めてます。おっと、なんか床屋さんがあるじゃないか!これは髪を切るべきですよね。

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