町田市にあるデザイナーズ銭湯「大蔵湯」へ
狩猟免許の更新に時間がかかると思っていたのですが10分程度で終わってしまいました。わざわざ2時間もかけてきた相模原のハズレ。なんだかこのまま帰るのはもったいないですよね。せっかくこっちまで来たわけです。こっちの銭湯に行きたいと思います。
というより行くつもりでした。そのため手ぬぐいを持ってきています。また今回は着替えもちゃんと持ってきました。
相模原市内にある相模原浴場。今回狩猟免許の講習をした会場から一番近い銭湯です。まだ営業時間前です。もうちょっと待てば開きそうですが今日はこちらではなく別の場所に行きたいと思います。
35軒ありましたが川崎市の銭湯全てに行きました。このコロナ禍で仕事がない、遊びに行きたいけど行動が制限されている。そんな中で見つけたのが銭湯通いでした。今年の二月頃から4カ月かけて全てを制覇。まぁ別に制覇したところで何かあるってわけではないですが、達成感はありました。でも、それで終わりでは無かったんです。
35軒銭湯を回って良さげなところはリピートしました。でもやっぱり上を求めたいじゃないですか!上を求めるためには行ったことのない銭湯に行かなきゃダメなんです。そのため銭湯巡りは未だに継続中で、すでに川崎から最寄りの狛江市は制覇。現在世田谷区を攻略中です。大田区はかなりの数の銭湯があるので制覇は大変そうです。
そうです。川崎銭湯制覇の次は東京銭湯制覇を目指しているわけです。都内には500軒ほど銭湯があります。流石に全てを回るのは難しそうですが、行けるところまでは行きたいと思います。
というわけで行った先は町田の方です。
町田市には銭湯が二軒だけしかないようです。つまり本日一軒行っておけば町田の領土を50%制圧したのと同じってわけです。
降りた駅は古淵駅です。駅があるのは相模原市。「町田は神奈川固有の領土」と言われるようにこのあたりは入り組んでいます。現在町田市は東京都となっていますが古くは神奈川県に編入されていました。現在は境川というところが県境となっています。
古淵駅を降りてから1.3km。夏場の日陰の無い中歩くのは結構しんどかったですがどうにかつきました。
本日は町田市内にある銭湯「大蔵湯」に入ります。駐車場完備の銭湯です。このあたりは皆さん車移動なのでしょうね。
これまで狛江や世田谷の銭湯に行きましたが、川崎と違うのは比較的シャンプーとボディーソープが置いてあるんです。まだ東京500軒のうち回ったのは7軒ほどですが、6軒はシャンプーありでした。こちらの大蔵湯もシャンプーとボディーソープが備え付けられています。ここでもサウナ利用をしたいと思います。
大蔵湯はリニューアルしたそうでかなりキレイです。脱衣所は畳張り。普通の銭湯であれば板張りです。ちょっと高級感があります。洗い場にはシャンプーとボディーソープが設置されています。浴槽は水風呂と大きめの湯舟と小さい湯舟。小さいのは熱めの湯です。
サウナは現在4人までとなっています。ここの水風呂はかけ流しみたいに水があふれています。
大蔵湯は建築士の今井健太郎氏という方が設計したデザイナーズ銭湯なんだそう。今井氏はこのほかにもいくつか銭湯設計をしているようで、新大久保にある万年湯や学芸大学にある千代の湯もこの方が設計したところだったようです。
新大久保の方は外国人とヤクザ風の人が多くいましたが結構繁盛していました。千代の湯も人が多かったですね。今回立ち寄った大蔵湯もリニューアルしてから人気のようです。清潔感もあるし居心地もいいですしね。やっぱり銭湯設計に長けた人が作る銭湯は見た目だけじゃなく動線や居心地なんかもちゃんと考えられているのでしょう。
風呂から出て町田で食事をして帰ろうと思います。
車社会だけどバスの本数はかなり少ないです。奥多摩とか奥地ではない東京都でもバスは一時間に一本か二本。車が無いと生活し辛い場所ですね。
町田に到着しました。乗換では何度か使っているものの降りて歩くのは三年ぶりです。
三年前は町田の田んぼの方を散策していました。
町田は「西の渋谷」と呼ばれていた時代もありました。その理由は109があったため。しかし現在は109がなくなっているようです。いまは別店舗に。
109が中央公民館になっちゃってる。どこの田舎にでもある公民館。ほぼこれって町田は東京ではないと言ってるようなもんじゃないでしょうか。
町田で夕飯を食べるときに行くことが多い桜鍋屋さん。どこの居酒屋にも馬刺しは比較的ありますが、桜鍋を扱っているところって少ないんですよね。こちらは古くからあるお店で昔からよく利用していました。
でも現在はコロナの影響でお休みの状態です。町田は雰囲気は神奈川っぽいけど行政区画上は東京都内。東京は緊急事態宣言下なので飲食店のアルコール提供は禁止となっています。ちなみに神奈川は蔓延防止措置で滞在時間90分で4人以内であればアルコール提供が可能です。
境川の向こう側が神奈川県でこっちが東京都。向こう側では酒が飲めるけどこっちでは店で酒が飲めない。この橋を渡るかどうかで大きく変わります。ボクにはどっちが東京でどっちが神奈川なのか分かりません。
唯一の違いがあるとするならば、川のこっち側は駅前に対し、向こう側はラブホテルが点在している元売春窟ということでしょうか。東京側は駅前のため飲食店もありますが、神奈川側はラブホ街のためそもそも酒類を提供する飲食店がありませんでした。
あとあっち側にあるのはボーリング場でしょうか。ホテル街にある唯一の卑猥ではないスポットです。でもそのボーリング場も2021年8月31日で閉館するとのこと。
つまり9月からは卑猥な街になるってわけです。
どんどん街は変化していきますね。
緊急事態宣言中なのであまり歩き回りませんでしたが、感染症が落ち着けば町田を歩き回りたいと思います。